青少年育成こぞの
青少年育成だより6 平成18年3月
地域の連携を密にした育成を!
小園地区青少年健全育成協議会
 小園地区青少年健全育成協議会は「早園小学校との連携を密にし、学校行事を地域において積極的に周知し、地域住民の参加を呼びかける。また、早園小学校でも地域の行事を周知し、児童や父兄の参加を呼びかる。」など、相互の理解を深め、より住み良い地域を目指すこととした。
 活動の取り組みに当たっては早園小学校の児童を対象とするため、小園と早川の垣根を取り払い、同小学校の児童なら誰でも、いつでも、参加できる環境づくり行い、お祭りや盆踊りなどへ児童親子の参加を積極的に呼びかける。公園清掃やパトロールなども協働して行なうことにする。以上の方針実現に向けて委員会の了承を得て、平成十八年度の活動を図ることしている。

子ども達を取り巻く環境は年々悪化の傾向にあり、昨今の青少年の現状をみると成人を過ぎた若者が定職に就けない、また、自分を抑えることができず、犯罪に走るなど、次の世代を担えるのか不安すら覚える状況にあり、また、幼い子ども達を巻き添えにする事件も多発している。
 このような状況下において、小園青少年健全育成会は「誰に対して何を行なうべきか」を会員の皆さんにアンケート調査を行なった。この調査を参考に、平成十八年度の活動方針を決定する資料のひとつとした。会員の大多数は子育てを終えた五十代以上の方々で豊富の経験者の意見である。四十七名に配布した結果、二十五名の方から回答を得た。(回収率53.2%)
アンケートは次の四点に絞り、二月中旬に配布し、報告期日は二月末として調査を行なった。


1.青少年育成に当たっての問題点は。
  「家庭の核家族化」「親の過保護」が問題である。との回答が多数を占めた。
2.重点的に取り組む年齢層は。
  乳幼児の母親と学童期(小学生)への取り組みを。との回答が多く。
 取り組みの内容は
  ・乳幼児期における親と子の対話の大切さを大切にする。
  ・児童期においては子ども会や団体スポーツなどの団体活動に参加させる。
  ・子ども達を地域活動に参加させる。
 などの意見が多数あった。
 理由としは。
  ・道徳活動の必要性と子育ての基本は家庭である。
  ・子どもを褒めて、叱れる親になってもらいたい。
  ・精神的な発達には0歳から三歳までに愛情を込めた育て方が不可欠である。
  ・団体活動を通じて、忍耐力と協調性を養うことが大切である。
  ・家族や友達に加えて、地域との触れ合いにより、考え方の幅を広げる。
 有効な対応策は。
  ・子ども達が地域のおじいさん、おばあさんと一緒に行動できる機会を作る。(公園清掃、パトロール、料理教室、あいさつ運動など)
  ・乳幼児と学童期との交流イベントを実施する。
  ・親子で参加できる旅行会や音楽会などを開催する。
  ・祭り、体育祭、料理教室などを企画し、その準備段階から子ども達を参加させる。
  ・子ども達が地域で安心して遊べる場を確保、拡大する。
3.特に小園地区での活動に望むことは。
  ・通学路を確保する。世代交流を図るイベントを実施する。
  ・これは今の世相を繁栄と、子育てを終えた方々への質問であるためかも。
4.当協議会へのご意見・提案では。
  ・地域の各種団体をサポートし、地域間や、団体間の連携を図る。
  ・学校、PTA、子ども達のサークル団体との連携を保ち、子ども達が主役となる活動を展開する。
  ・子ども達を巻き込んだイベントの積極的な提案・提起を行なう。

協議会としては以上の意見を踏まえ、委員会で検討を行ない。各方面に対して、理解と協力をお願いし、活動を進めていることとしている。
小園地域においても少子高齢化は進んでおり、団塊の世代もまもなく、次の世代へバトンタッチの時期となる。しかし、気力、体力ともに、これからもまだまだと思っている方々が沢山いると思います。
現役の父親、母親を中心に祖父母が協力した「地域の三世帯化」により、将来、地域を担う子ども達を育成し、安心・安全な地域を手に入れましょう。


厚生省や内閣府などでも、子ども・子育てに対する応援プランなどにより、今後の進め方や方向性を示しております。

資料は次によります。
 ・こども・子育て応援プラン(厚生労働省)http://ww.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/index.html
 ・青少年育成(内閣府)http://www8.cao.go.jp/youth/index.html
 ・綾瀬市青少年健全育http://www.city.ayase.kanagawa.jp



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