平成18年度
 小園自治会活動
皆の行動で「安心できる、安全なまち」を築きましょう
 
小園自治会

誰もがごみを減らす∴モ識を!

平成18年度組長以上役員研修会


 梅雨入り間近のせいか肌にまとわり付く湿気が暑苦しく感じた6月10日(土)に、平成18年度組長以上役員研修会が実施されました。今回の研修会は、最近収集方法の変更に伴いいろいろと問題の多いごみの未来を考えることに焦点を合わせて下記の見学となりました。

1. 綾瀬市リサイクル共同組合(アルミ・カン・プラ・紙などの資源ゴミの分別作業)
寺尾釜田にあるリサイクル共同組合には、資源物のすべてが持ち込まれていました。平日は市内全部から収集された可燃ごみと雑誌・新聞以外のあらゆる不要物が運び込まれていました。年間で5,500トンにもなるそうです。
* 容器包装プラスチックの収集では、まだかなり分別の仕方を間違って出している世帯が多いことを聞きました。プラスチックだからとすべてプラ扱いで出してしまうと再分別が必要になり手間がかかります。(注:カップめんやヨーグルトなどの紙製容器は内側がコーティングされているので可燃ごみ)
鍋や炊飯器など金物の分別は、収集後に当組合で付属のコード・モーター・ネジ・マイコン等細部にわたり分別していました。
ペットボトルのキャップは小学校が回収して学校で使用するトイレットペーパーと交換していました。回収されたキャップは、障害者の方々の訓練を兼ねて色別に分けられゴミ収集の時に使用するオレンジの大きなカゴに変身していました。
缶の回収では、中身が入っている場合がよくあり(タバコの吸殻等)コンベアーで運ばれる途中に手作業で抜き取っておりました。
持ち込まれる量が多量ですが“今日のゴミは今日片付ける”をモットーに大変な作業に追われる毎日だそうです。


2. 綾瀬市リサイクルプラザ(家具・調度などのリサイクル)
あやせ・カワセミ大作戦を実施中
日曜・月曜を除く火〜土には、直接資源物の持込が可能ですが、手数料がかかるので注意してほしいとのことです。
綾瀬市には生ごみ処理容器補助制度があります。処理容器を購入した方に購入金額の1/2相当額(限度30,000円)を補助していますので、是非利用してほしいとのことです。(可燃ごみの軽減につながります)
粗大ごみで回収された家具の一部は、修理されて低価格で販売されることがあります。
蛍光灯は資源となりますので、収集日に出してください。(以前は無価値だった)
分別が、細部になって分け方や出し方がよくわからない場合は、綾瀬市リサイクルプラザにきいてください。(家庭用・保存版としてごみの出し方についてのパンフレットは配布済みですが)また、分別に当たっての注意点については「分別の注意点」のコーナーを参照願います。

上記2箇所の見学で私たちは、ごみ問題に正面から取り組まなければならないことを実感しました。ごみの分別に関しては、頑張って仕分けしているつもりでしたが基本的にごみを減らす工夫をしていなかったことを反省しました。ごみ焼却炉が使えなくなったらと考えると今まで他人事だった綾瀬市のごみの行き場が心配になりました。ごみは“どこかで燃やして灰をどこかに捨てて”のどこかはあるのでしょうか市の取り組みも市民ひとりひとりが意識して行わなければ進みません。みなさん!どうしたらごみ問題が解決するのでしょうか。しっかり考えたいと思いました。
研修会から戻って自治会館での懇親会には、笠間市長をはじめたくさんの議員の方々が 出席されました。みなさん挨拶の中で、“綾瀬市に限らずごみ問題は日本全体の問題です。
個人だけでなく企業(過剰包装等)の姿勢も問われています。重要な課題として取り組んでいきたい”と気持ちを一つにしていました。

(お願い)
 ごみの収集所に近い方は、この季節は悪臭に悩まされているのではないでしょうか。
〈生ゴミ〉は、臭います。水切りをしっかり行って出すように心がけたいものです。

分別回収に当たっての注意点は「分別の注意点」を参照願います。

リポート:2006/06/10 川居



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