平成20年度
 小園自治会活動
 できる人が、できる時に、できることを 

高齢化社会を見据えた事業に向けて!
平成20年度小園自治会総会


 小園自治会は平成20年度総会を4月20日午後1時30分から小園自治会館で代議員である新旧の組長の出席を得て開催された。当日の参加者は92名で128名から委任状が提出されており、合計220名(代議員総数260名)となり総会の用件である「代議員の半数以上の参加を以って成立」を満たしました。
 総会に先立って池田会長から、小園も急速な少子・高齢化が進行しており、400名を超える方が75歳以上と言う状況にあります。このような状況では介護を必要とする方は増え続けると思われます。その一方で少しでも介護の手助けを≠ニ考える方々も居られます。また、1月に行った地域福祉のアンケートによると「前触れもなく、突然やっくる地震への対応が心配である。日常生活でのごみ出しが大変だ。組長の仕事である資源ごみの当番が辛い。等々・・・」多くの要望が寄せられました。このような状況に対応するためには相互の助け合いが重要になります。本年2月に発足した小園地区社協と連携し、より良い地域づくりを進めて行く所存です。そかし、その母体となる自治会への加入率が減少しております。是非、となり近所に声をかけて頂き、会員増にお力を貸して頂きたい。とあいさつされた。

 総会は議長に金子鴻様(1区在住)を選出し、1号議案から順に審議された。
 平成19年度の活動報告では地区社協発足に向けて、関係部門へ働きかけた結果、平成20年2月11日に「小園地区社会福祉協議会」を発足することができた。小園交通安全推進モデル地区協議会の指定を受け、地区内のパトロールを行い、迷惑駐車の自粛の呼びかけや危険箇所の改善を市に要望するなどの活動を行った。青少年健全育成の一環として長年続けている早園小学校での朝のあいさつ運動≠ナは「朝のあいさつ運動の旗」を子ども達が振りながら大きな声で「おはようございます」と子ども達にも積極性が出てきた。などの活動報告がありました。
 平成20年度の事業計画では前年度発足した小園地区社協の事業展開に向けて協力することととし、毎年6月に行っている敬老お茶会≠ヘ地区社協行事として実施する。本年1月に行った地域福祉アンケート′級ハに基づき、ソフトボール大会、体育祭、ボウリング大会、子供神輿などの地域振興事業は内容を変更して実施する。等々の改善案を含めて提案された。
 提案に対して、次の質疑応答がありました。
(問)議案集を事前に配布してもらいたい。
(答)自治会活動は3月末まで活動しており、編集・作成作業に多くの時間を取られており、現状としては難しい。また、会場から、継続事業が大多数であり、新規事業は数件であるとの状況を考慮すると総会当日のみの審議で可能である。
(問)地域福祉アンケートの結果によると体育祭などの選手集めに苦労している。などの意見がある≠ニのこと、改善策はどのように考えているのか。
(答)議案で提案しているが体育事業は競技内容は誰にでも参加できる内容に再検討する。≠ワた、次年度以降に向けては実行委員会を設けて、地域に合った事業を検討して行きたい。
以上の質疑応答がありましたが本部回答で了解を得た。その後、代議員の拍手を持って、19年度の活動報告ならびに20年度事業計画は本部提案どおり承認されました。詳しくは平成20年度総会資料(回覧)を参照願います。

 来賓には笠間市長をはじめ、地元選出の笠間県会議員、上田市議会議員の参加を頂きました。
笠間市長のあいさつでは平成20年度は市制施行30周年の節目の年です。新たな発展の契機とするため「つなごう手を・つなごう未来へ」を合言葉に自治会や地域と連携し、発展につなげて行きたい。また、笠間県議は当地は地域自治において先進的機能を発揮している。県では広域行政のひとつとして、綾瀬市に大型交番を21年度に開設し、各種の犯罪に対応していきたい。上田市議は住みやすい地域づくりに向けて活動してゆきたい。とあいさつされました。

 小園地域も高齢化社会を向かえつつある状況にあります。地域福祉アンケートの結果、地域づくりを進めるためには約7割の方が「地域の人々が知り合い、触れ合う機会が必要である」との意見がありました。いつ来るか分からない地震、もし襲われたら「誰が助けてくれるのか」と思うこともしばしばです。各人が高齢化社会の現状を再認識して、コミュニケーションを深め、助け合いの気持ちを持ち、住み良い小園を築きましょう。
 平成20年度の事業計画は「平成20年度事業計画」のコーナーでお知らせしております。




HOME