平成20年度
 小園自治会活動
 できる人が、できる時に、できることを 

−思い切って良かった−
小園自治会敬老会―
平成20年10月26日


  道志会の玄関からは見事な富士山を眺めることが出来るのですが、残念ながら本日は雲隠れしておりました。しかし、参加された皆さんの熱気で会場は輝いておりました。
 小園自治会では10月26日(日)に道志会ホールにおいて75才以上の皆さんを対象に敬老会を開催いたしました。少子高齢化を反映してか、今年は初めて100名を超える方々が参加していただき楽しい2時間半を過ごしていただきました。
 会に先立って、池田自治会長からは「地域のため今まで積み重ねた経験を教えて頂きたい。」と、笠間市長からは「規則正しく三食をとり、適度の運動と隣近所や気のあった仲間とのふれあいが健康で楽しい毎日を送る秘訣です。」とお祝いの挨拶があり、続いて内藤議員、上田議員、綱島議員からもお祝いのあいさつを頂戴することが出来ました。小園には結婚50周年をむかえられたご夫妻は9組おられ、参加された4組のご夫婦の皆さんに記念品が贈られ会が始まりました。

 テーブルには小園在住の綾瀬市食生活改善委員会の皆さんが前日から準備し、今朝は6時から調理された手作り弁当が並べられました。お弁当はお年寄りの皆さんの健康を考えた味付けや量などに配慮された14品目で五目寿司から始まり、金目鯛の煮付け、長いもの豚肉ロール、肉団子のもち米蒸し、卵寒天、椎茸・黒芋・人参・昆布・高野豆腐の煮物、ほうれん草としめじの胡麻和え、栗の渋皮煮、すまし汁、つけものが食卓を彩りました。一番苦労したものは「栗の渋皮煮で3日間かけてじっくりと、何度も煮汁を足したりしながら煮込んだ事。金目鯛の切り身や椎茸の大きさをそろえるなどの気を配ったことかなー!」と金子代表は語ってくれました。
 参加された方々からは「味がしみて、どれも美味しい。毎年美味しいものをありがとう。」などの感想が聞こえてきました。
 食事を楽しみ一段落した頃合をみはらかって、アトラクションが始まり、子ども会の皆さんによるフラダンスには大きな拍手が響きわたっておりました。続いて、綾瀬女性防犯会の皆さんによる寸劇には身に覚えがあるのでしょうか、感心した顔があちらこちらに見受けられました。振込み詐欺の実演には「家にも電話が来た! もう少しでだまされることでした。」と言っている声が! この寸劇はとても参考にになったようです。
 フラダンスを披露した子ども達からの手紙を渡されるとお互いの顔に微笑が溢れ、とても嬉しそうに何度も読み返しておりました。
 結婚50周年をむかえた4組のご夫婦は「色々あったけど、お互いに領域を侵さないように趣味を持ってやって来ました。男の仕事、女の仕事と区別することなく、協力し合ってやっとここまでやってこれました。」などの感想を語ってくれました。
 95歳のお年寄りは「耳が遠いので参加するのはイヤだったがとなりの人に誘われて、初めて参加しました。皆さんに親切にしていただき、とても楽しかった。思い切って出かけてきて良かった。」と話してくれました。

 お弁当作りなどを行ってくれた食改の皆さんや民生委員の皆さんはお元気な先輩諸氏から大きなパワーを頂いたようで、はつらつと身のこなしが印象的でした。 
 関係者の皆さんお疲れ様でした。 

リポート2008/09/26 笠間、大和田


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