平成21年度
 小園自治会行事
 できる人が! できる時に! できることを! 

誰もが住みたいまち小園
平成21年度小園自治会総会


 小園自治会は平成21年度総会を4月19日午後1時30分から小園自治会館で代議員である新旧の組長の出席を得て開催された。当日の参加者は107名で124名から委任状が提出されており、合計231名(代議員総数260名)となり総会の用件である「代議員の半数以上の参加を以って成立」を満たしました。
 総会に先立って池田会長から、小園は少子・高齢化の状況にあり、500名を超える方が75歳以上のかたが500名ほど居られます。
 このような状況にある小園地区が「振り込め詐欺防止」のモデル地区に指定されました。期間は21年4月から6月までの3ヶ月間です。大和警察署館内では昨年が71件、7,900万円の被害が発生しており、本年も既に10件、1,089万円の被害に及んでおります。期間中は被害に合わないための啓発活動を展開して参ります。また、高齢化に伴い、小園でも「突然やっくる地震等の自然災害が発生した時や空き巣・忍び込み対策、ごみ問題など」の課題があります。このような状況に対応するためには相互の助け合いが重要になります。多くの皆さんの協力を得て、安心して安全に暮らせる地域を実現するための事業計画を提案いたしますのでご審議の程お願いいたします。また、この活動の母体となる自治会への加入率が減少しております。是非、となり近所に声をかけて頂き、会員増にお力を貸して頂きたい。とあいさつされた。

 総会は議長に金子鴻様(1区在住)を選出し、1号議案から順に審議された。
 平成21年度の活動報告では地区社協発足が発足し、自治会と協力しお楽しみお茶会や講演会などを実施するなど始動されました。地域振興事業のひとつである体育祭は種目を削減することにより時間短縮を図ったことが評価されました。防犯活動としては昨年12月から3.7.8区が自衛パトロールをスタートさせました。これにより面的な広がりに繋がりつつあります。青少年健全育成の一環として長年続けている早園小学校での朝のあいさつ運動≠ェ城山中学校でも行われるようになりました。地味ではあるが継続がもたらす力の大きさを証明してくれました。などの活動報告がありました。

 平成21年度にむけては基本的に20年度同様の事業計画を展開する旨の提案がありました。
 報告・提案に対して、次の質疑応答がありました。
(問)決算報告書の書式が部毎にバラバラであるなぜか。
(答)内容は正確であるが指摘どおり見づらい面もあるので次年度から統一いたします。
以上の本部回答で了解を得た。
その後、代議員の拍手を持って、20年度の活動報告ならびに21年度事業計画は本部提案どおり承認されました。詳しくは平成20年度総会資料(回覧)を参照願います。

 来賓には笠間市長をはじめ、地元選出の甘利行政改革担当大臣、笠間県会議員、上田市議会議員の参加を頂きました。
笠間市長のあいさつでは平成21年度のスタート当たり、次世代の育成と環境・ごみ、緑の保全などを目的として機構改革を行いました。日々の暮らして発生するごみに関しては可燃ごみの焼却量を減らすため、4品目の分別による資源化事業を展開いたします。4品目とは、剪定枝、廃食用油、プラスチック製品、資源となる紙で、削減効果としては、220トンを見込んでいます。定額給付金が皆さんに届きつつあると思います。是非、地元での消費をお願いいたします。また、甘利行改大臣は地域の皆さんが連携してなお一層住み良い地域に。笠間県議は当地は地域自治において先進的機能を発揮している。県では広域行政のひとつとして、綾瀬市に大型交番を本年9月に開設し、各種の犯罪に対応していきたい。上田市議は高齢化において、住みやすい地域づくりのひとつとして「いこいの家」実現に向けて地域の皆さんと協力して活動してゆきたい。とあいさつされました。

 小園地域も高齢化社会を向かえつつある状況にあります。より良い地域づくりを進めるためには地域の人々が知り合い、触れ合う機会が必要であります。いつ来るか分からない地震、もし襲われたら「誰が助けてくれるのか」と思うこともしばしばです。各人が高齢化社会の現状を再認識して、コミュニケーションを深め、助け合いの気持ちを持ち、住み良い小園を築きましょう。

リポート 2009/04/19 大和田、梅平




HOME