平成22年度
 小園自治会行事
 できる人が! できる時に! できることを! 

地域の安心・安全を願って!
平成22年度子之社例大祭・子ども神輿


 9月に入っても猛暑が続いている最中、9月18日(土)、19日(日)「子之社例大祭と子ども神輿」が行われ、18日の午後から19日にかけては子ども神輿が小園の各地を巡行致しました。19日(日)神輿が宮入りし、夕闇が迫った子之社では例大祭の余興が行われ、歌謡ショーと喉自慢の面々や日頃鍛えた踊りを舞台狭しと披露しておりました。

 子ども神輿の実施の有無については一昨年からの論議の結果「住民相互の融和を図り理解と信頼を深める。また、大人から子ども達までが同じことに携わることは子ども達の成長にも繋がる」とのことで理解を得ることができました。

 しかし、参加する子ども達が少ないことには変わりはない。小さな子ども達も参加できるように神輿を載せる台車を製作いたしました。台車は何度かの改良を加えて、安全を最優先とし、車輪にはカバーを車体は重厚さを重視した黒塗りとした。神輿を載せたスタイルや分離合体することなどから、アニメに登場する機動戦士ガンダムをもじって「ガンダム神輿」と呼ぶ声も聞こえてきました。

 あるスポーツクラブの指導者は「子ども達を参加させるのは担ぐことにより、辛抱することと連帯感の大切さを教えることに繋がるとの思いで参加させていただいております」との意見もありました。よって、神輿は「担ぐもの」であるとの基本を尊重して、台車は子ども達が少ない地域で使用されることになりました。
 巡行に当たっては今年も地域で子ども達の育成に尽力されている「子ども会」や「早園パワーズ」「早園FC」「柔道部」に協力を得て実施されました。

宵宮

 18日の午前中に子之社及び自治会関係者を中心に神輿の組み立てなどの準備が行われました。昼過ぎから子ども神輿巡行の安全祈願を行った後、小園はやし保存会の皆さんの「お囃子」を先頭に、小さな子ども達が一生懸命引く姿がほほえましい山車が続き、次に「ワッショイ、ワッショイ」と大きな元気な掛け声で子ども神輿の練り歩きました。

 子之社から小園6区の小園広場までは早園パワーズの子ども達が担ぎ1区へと引き継がれました。1区では早園FC子ども達が赤のユニホームで参加し、バスどおりを、畑の中を、元気な掛け声で練り歩きました。休憩所まで道程が遠かったのでしょうね、ジュースを飲む姿は笑顔で満ち溢れておりました。
 最後の休憩をとってからは、恒例の女神輿の登場です。ハッピに捻りハチマキのお母さんは凛々しく、威勢よい掛け声とともに神輿は見事、宮入をはたしました。

本宮

 子ども神輿巡行2日目は午前8時30分に子ども達や関係者が集合し、神輿巡行の安全を祈願し、2区から4区9区を巡行し、午後からは7区、8区を巡行し、3区から大人たちに引き継がれた神輿は子ども達の元気を受け継いで午後5時過ぎに宮入を果たしました。6時からは子之社境内で余興が行なわれ、歌謡ショーと喉自慢達で9時過ぎまで盛り上がっておりました。

 柔道部の子ども達の応援を得た神輿は午前9時にスタートし2区へと進められ、「ワッショイ・ワッショイ」掛け声に笑顔の声援がおくられておりました。4区9区にバトンタッチされた神輿は大人たちが担ぎ手になり、県道を横断し4区の住宅地へと、その後、県道を巡行する神輿にはバスの乗客からも歓声があり、元気をもらいました。
 イナリヤトーでの休憩後は神輿と台車が合体し「ガンダム神輿」の初披露です。「ワッショイ、ワッショイ」と掛け声も大きく、元気よく、ガンダム神輿は歩くリズムもよく、スピードに乗って、生き生きと子どもも大人も一つになって、楽しむことができて、評判が大変良かった。ガンダム神輿を見ていた人たちも小回りが効いて、しっかり出来ていて、小さい子どもでも参加でき、「活気があって、掛け声も元気で一番お祭りを楽しんでやっている」ように見えたと大評判でした。
次の休憩所からまた、大人神輿になり、子どもたちからはガンダム神輿ができると思っていたのにがっかり・・・・などの声も聞こえてきました。大人神輿はガンダム神輿に比べると練り歩くため、スピードが遅く、待たされる時間が長い「もっと早くできないのかなー」などの声も聞こえてきました。

 早園小学校の北側にある、老人ホーム「レスト・ヴィラ綾瀬」では今年も、子ども神輿を心待ちしてくれておりました。笛と太鼓と鉦に合わせたひょっとこおどりとワッショイ、ワッショイと、もまれる神輿を目の当たりにした皆さんは満面の笑みがありました。夕暮れが近づいた3区の休憩所からは大人たちに引きすがれ子之社階段下へ。階段では足元を確認しながらそろりそろりと境内へ。先に到着したお囃子に合わせて、境内3周ほど練り、見事宮入を果たしました。

余興

 夕闇が訪れた子之社では地域の皆さんを迎えるための「はやし迎え太鼓」から始まり、地域の喉自慢の面々の美声や日頃鍛えた踊りを舞台狭しと披露しておりました。8時過ぎからは隣町の海老名出身の天野りえさんのショーで盛り上がりました。結びは「はやし送り太鼓」で地域の平安を願ってお開きになりました。

リポート 2010/09/18.19 大川、清野、大和田



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