平成23年度
 小園自治会行事
 できる人が! できる時に! できることを! 

スタンプラリーで図書券ゲット!
平成23年度子之社例大祭・子ども神輿


  9月に入っても猛暑が続いている最中、9月17日(土)、18日(日)「子之社例大祭と子ども神輿」が行われ、17日の午後から18日にかけては子ども神輿が小園の各地を巡行致しました。18日(日)神輿が宮入りし、夕闇が迫った子之社では例大祭の余興が行われ、日頃鍛えた踊りやカラオケを舞台狭しと披露しておりました。

 

“暑い、あつい、熱い、アツイ”子ども神輿がヒートアップ!

 真夏日記録更新の猛暑の中、小園子ども神輿の巡行が2日間にわたり行われました。今年、子供神輿運営委員会では、子どもの参加率アップを考えて新しい試みに挑戦することを決めました。それは、スタンプラリーの実施です。小園は1区から9区まで全部で9区あります。1区ごとにスタンプを押してもらい集めたスタンプの個数により図書カードをゲットできるものでした。
 スタンプカードは苦心の作でラジオ体操の出席カードをアレンジした物を使いました。カードはスタート地点や休憩所などで子どもたちに配られました。関係者の話では、カードは340枚ほど出たそうです。

 3か所お神輿を担いだり、山車を引いて巡行すると図書カードは500円、5か所以上で1000円、9か所巡って2000円でした。さらに3ポイント以上ゲットした子どもには特別賞ディズニーチケットが当たる抽選会がありました。えっ、こんなに奮発していいの?と思いました。が、例年習い事などで週末は忙しい子どもたちが多く参加人数が少なかったので、いくら賞品があるからといっても暑い日にでてくる子どもが多いとは思えませんでした。
 ところが、2日間とも集合時間前からぞくぞくと子どもたちがやって来たのです。驚きです。低学年〜高学年、幼稚園・中学生までとにかく大勢が神輿担ぎに現れたのです。運営委員の皆さんもカードが足りない・お菓子が不足と大慌てでした。(うれしい悲鳴?)神輿巡行指導のおじさんに“神輿担ぐ人”と言われてたくさんの《手》が挙がっていました。神輿を担ぐ子どもたちの顔は活気に溢れ楽しそうでした。たぶんこれを担いだら図書カードゲット!のイメージが頭の中に出来上がっているからだと思いますが、ちょっと見栄をはって頑張っている姿がアチコチにありました。賞品がかかると顔も変わるらしいです。これは、プチ根性が育った瞬間かもしれません。おもしろいなあ。子どもって。
 休憩所は、例年にない賑わいでスタンプを押してもらうために長い列ができていました。予想外の列で担当者も声を枯らして叫んでいました。

 暑かったため休憩所での給水準備が不足気味だったり、図書カード交換に時間を要したり手際の悪さはいろいろあったようですが、次回の運営にあたり改善されることでしょう。まずは、子どもたちの声の大きさに地域が目を覚ま
したイベントになったように思います。

初日

 新しい事を始めることは大変です。それまでの何かを捨てることと勘違いしてしまいます。また、たくさんの知恵とたくさんの手が必要になります。様々な世代の方々との話し合いや協力が欠かせません。今年は子ども会など若い世代の人たちの思いが子どもたちの参加を呼び込みました。これまで築いてきた子ども神輿の歴史を誇りに思い、子どもたちに伝え残していく方法を模索していた大人たちがチャレンジした今回は今後の道筋を作れたのではないでしょうか。スタンプラリーが楽しかったという結果を生むまでの関係者の苦労や葛藤がアチラコチラにあります。ご苦労様でした。子どもたちの大声・笑顔・我慢顔などをみて地域の方々はどう思われたのでしょうか。地域との繋がりを直に感じることができるのがお祭りですからもっともっとたくさんの地域の皆さんの声を関係者に届けてほしいと思います。できれば楽しかったって・・・

図書カードの使い道を子どもに尋ねたら、遠慮気味に、“図鑑を買って・・・
コミックを買いたい。“と言っていた男の子。おこずかいとしては高額になるのではとの意見もありますが、半日・1日・2日間と暑いなか廻ったのでご褒美は少々おまけしてあげたいと思いました。
 子どもも親も目つき いえ目力が違った子ども神輿は大成功だと思いました。

今後は、今年の反省・問題点を踏まえてさらに安全で楽しい子ども神輿を目指してほしいと思います。
 今年、小園は子どもたちが熱くなりました。私たち大人も地域のイベントに冷めた視線を送らずにアツイ・アツイ・アツイ眼差しを送りましょう。

二日目


 ちなみに、スタンプカードは約340枚、全区(1区〜9区)を走破した小園っ子は20名、図書券は350枚、抽選会参加138名、ディズニーチケット3名が今回の総括でした。

余興

 余興に際して、小園のお祭りを支えて下さった大矢哲夫様(オオヤムセン)に感謝状が贈られました。

 大矢様は40年間に亘り、納涼盆踊り(自治会主催)と小園子之社例大祭の照明、音響設備を一手に引き受けていただきました。住み良い小園を支えていただいたひとりでもあります。

ワッショイ小園!

 多くの皆さまのご協力本当に有難うございました。

リポート 2011/09/17,18 川居、梅平、大和田



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