平成23年度
 小園自治会行事
 できる人が! できる時に! できることを! 

明日のいざ≠ノ備えて!
平成23年度防災訓練5区6区


 真夏を思わせる陽気になった10月16日(日)に小園5・6区の自主防災訓練が東名公園にて実施されました。

 参加者は45名で、バケツリレー訓練・消火器の使用訓練・心肺蘇生法の訓練・AEDの使用訓練を全員で行いました。今年は参加者全員が心臓マッサージとAEDの使用を経験することが目標でした。マッサージは30回を1セットとして5セット行うのが基本でしたが、練習では全員が1セットだけ暑い中頑張ってトライしました。女性の場合は体重をしっかりかけて行わなければならないのでこの30回でもかなり大変との感想でした。小園地区あたりでは救急車を呼んでから到着するまで5分強とのこと、場合によってはそれ以上の時間を要します。心臓マッサージをする側も交代できないと体力が続かないかもしれません。また、AEDの訓練では、周囲で慌ててバタバタしていると誤作動を起こしかねないので静かに行うことが大事であること、特に人込みの中での心肺蘇生法を実施する場合なら、救急車を呼ぶ人・マッサージをする人・AEDを持ってくる人など即座に役割分担を振って協力を仰ぐことが大切とのことでした。みんな非常時にはパニックに陥って誰かがやってくれると思ってしまうから目を見てお願いするといいそうです。
 その他消火器の訓練では、家庭用消火器は15秒間噴射し続けるので対象物に有効な距離からおおいかぶせるようにかけるとよい、家庭では火の気のある場所の近くに設置しておくこと、日ごろから消火器の外側・ホースの亀裂やサビでの腐食を点検しておくことなどが“いざ”という時に安全な消火活動につながるとのことでした。

この日の訓練では、まず落ち着いて・冷静に対処することが人命の救助には必要であることや心臓マッサージなどでの体力勝負に負けないために日頃の持久力づくりが自分にも人にも役に立つことだと思いました。またAEDがかなり普及してきましたが(小園では、自治会館と学校にあります)取りにいくまでに時間がかかるという問題があります。
コンビニや自販機に備えつけられる?という話をきいたことがありますが、身近な設置場所を知りたいと思いました。自主防災訓練はとても大切な行事です。たくさんの人が訓練に参加して“明日のいざ”に備えてほしいと思いました。

リポート 2011/10/16 川居



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