平成24年度
 小園自治会行事
できる人が! できる時に! できることを!

〜雨にも負けず、暑さにも負けずに担いだよ!〜
平成24年度例大祭・子ども神輿


 残暑きびしい9月15日と16日の二日間、小園では、[子供神輿巡行]が行われました。不安定な天気にもかかわらず、15日の正午、子之社には元気な子供たちがたくさん集まってきました。首にタオルを巻いている子、水筒を下げている子、野球やサッカー少年たちと境内はお祭り仕様の人々であふれるばかりでした。乾杯したコップの数をたずねたら、おそらく250個はあるのではと言われました。

 今年も昨年同様に子供たちに『神輿を担ごう・山車を引こう』をスローガンとした《スタンプラリー》を実施しました。スタンプカードを配布した数は約300枚だったそうです。スタンプ係り担当者は、“事前に各区の担当の方を集めてスランプラリーでの決まり事の説明を受けたので、子供たちを並ばせてスタンプを押すことがスムーズにできました”とホットしていました。
 昨年、戸惑いながら神輿を担いだ子供たちが今年は自信を持って担いでいました。スタンプラリーでの参加賞目当ての参加だったかもしれませんが神輿の下での表情はけっこうカッコヨカッタです。山車を引いている子どもの中には、暑いなあ〜疲れたなあ〜と休憩所はあとどのくらい先かと聞いてくる子もいましたが無理もないかなと思いました。それほどジリジリと日差しが強い時間帯もあったのですから。 

初日

 16日は一日の巡行で、朝から雨が降ったり止んだり晴れたりの繰り返しで大変でしたが、子供たちには恵みの雨だったのか“だいじょうぶ”お腹がすいたと元気でした。
休憩所に用意されていたお握りやアイスキャンディーなどがアッという間になくなっていきました。また飲み物もたくさん準備されていたのでよかったです。
 1区から9区まで二日間回りきった子供の数は、70人いました。抽選会参加人数は140人でした。特賞のディズニーランドチケット1名、映画ギフトカードが10名と当たりの景品はかなり豪華なものでした。小園は子供が少ないのではと思っていたらイベント好きの子供はたくさんいたんだなと考えさせられました。
 スタンプラリーの参加賞が図書カードで、スタンプの個数により枚数がかわるというのはかなり“おいしい”参加賞です。おこずかいの範囲を大きく超えてしまう金額なので子供の気合も入ります。これの良し悪しは個人の判断ですが、伝統行事を経験するきっかけにはなっていると思います。ゲーム画面などの二次元の世界観では体験できない貴重な時間を過ごしたと考えては甘いでしょうか?

二日

 来年もこの企画を考えているとしたら、参加人数増加を予想すると資金不足が心配です。巡行中の安全への気配りもさらに重要になります。知恵を働かせて楽に回ろうとする子が増えるかもしれません。また、神輿を担ぐ時には背丈を合わせるので知らない子と一緒に担ぐケースもあるため子供にとってはちょっと冒険・勇気がいることもおこります。地域で育む社会勉強のひとつと考えてたくさんの方のサポートが必要になりそうです。地域の方々の協力が得られるようなプランを考えてほしいです。
今回は、昨年に比べてスタッフの人数も多く手際の良さを感じました。反省点も多々あることと思いますが、参加してよかった、手伝って楽しかったと思える子供神輿巡行だったと思いました。継続してほしい行事です。来年もよろしくお願いします。

余興

午後6時からははやし連の皆さんによる迎え太鼓で余興が始まり、各区代表の面々が日頃鍛えた喉を披露しておりました。7時過ぎからは、被災された岩手、宮城、福島の皆さんが一日も早く本当の笑顔が取り戻せるようにと応援歌で勇気付けている「榎ありささん」と厚木出身の「井上まりこさん」の熱唱と踊りが子之社の境内に響き渡りました。その後も地域の皆さんの熱唱が続き、お開きは送り太鼓で帰路に着く皆さんの安全を祈っておりました。

 子ども達のワッショイは元気のカンフル剤です!

リポート 2012/09/15.16 川居 梅平 清野 清水



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