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できる人が! できる時に! できることを! |
見せて感動 うまさに感激
小園自治会第1回文化祭
小園自治会第1回文化祭が12月8日9日の2日間に渡って小園自治会館で開催されました。
初日午前10時から50名ほどの地域の皆さんが参加して開会式が行われ、矢部会長は「『わが地区においても文化・芸術の発表の場が必要ではないか』との声に押され、開催の運びとなり、124点の作品を展示することがきました」と、笠間市長は「作品に込められた思いとその作品から感じさせられる思いが、作る人と見る人の気持ちをつなげます」と、守矢教育長は「展示場は小園の持ち味でもある、温かさに包まれておりました」と、あいさつされました。
作品は子ども達が描いたイカやスイカの絵に始まり、手芸、絵手紙、彫刻、書道、写真など多岐に渡っておりました。
見学者からは「長く続けるために誰でも参加できる雰囲気作りが大切です」「是非、来年もやってほしい」「来年は私も出展しようかなー」などの声が聞こえてきました。
参加者の声 | |
栗原 タカ様(91歳) 水墨画を始めたのは、平成11年ころだと思います。人間一生涯を貫く仕事(趣味)を持つということは大事な事と思い当時、小園児童館二階で水墨画教室を開いていられた安沢梨雪先生にお目にかかり申し込み、快く引き受けてくださいました。 依頼11年間、毎月1回の教室で教えていただきました。安沢先生は、皆さんに公平で、とても心豊かな方でした。 水墨画教室に通い始めて2〜3年は、毎年開かれる日展に展示作品を鑑賞に行きました。そうだ! 私も日展に応募してみようと精神を打ち込んで書いてみました。その甲斐あって、日展にも出展でき、思っても見なかった入選という結果を勝ち取りました。ただただ嬉しかったです。 今回の文化祭にも作品を出させていただき、絵の勉強をして本当に良かったと感謝の気持ちで一杯です。 |
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出品作についての思い 栗原 十九二様 題名「尾瀬ヶ原」「歩荷」 尾瀬には、十八歳になった頃の夏に初めて行ったことを覚えています。その後は、春、夏、秋と一年に一度は必ず登山する事となり、今では、全ての登山口の新潟、福島、群馬、栃木と四県より入山経験しました。今年で50年よく歩きました。 山小屋は4箇所くらいに分散してありますが、今では、ヘリコプターで食料、燃料等を運ぶ事が多くはなりましたが、騒音、安全、経費等により制約があり、元来から、人力で各小屋に物資を運んでいます。この人達を「歩荷」と言い、今は、5〜6人が五月から十月までの5ヶ月間、小屋主の依頼品を一人 七〇〜一〇〇s 位の物資を背負子で荷運びをしています。山小屋、ハイカーにとって、本当に大事な歩荷さんです、これからも頑張って運んで欲しいと思います。私の日々の生活は、常に歩く事、動く事をモットーとして生涯登山を目指して進む事です。 |
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溝口 桂子様 どこまでも続く空、そこにくり広げられる 自然現象や街並みなどをテーマに 七宝焼きと彫金の組み合わせで表現してみました。 小さな空間の中にバランスよく配置したり、数多いローづけに苦労しましたが、 楽しい作品になったと思っています。 |
リポート 2012/12/08 水出、笠間、大和田