平成27年度
 小園自治会行事
●みんなで「安心・安全な小園」を築きましょう●
  小園自治会

楽しみながら防災学習!
平成27年度組長以上役員研修会
平成27年6月25日(木)

 平成27年6月25日、梅雨の晴れ間、気温28度の蒸し暑さのなか、組長以上役員研修会が行われました。総勢40名。2台のバスで神奈川県総合防災センターに向かいました。

 到着してすぐに2階の「防災シアター」で「もし今、地震が起きたら」の上映があり、目と耳で震災の怖さを実感しました。特に、一年間に世界中で起きる地震の約2割が日本で起きていることに驚き、また、地震発生時にまずしなければいけない退避行動は火の始末より自分の頭や体を守る事が大切と学びました。 また、自分が何処にいるか、オフィースや学校、また、道路や崖下、海の近くなど対応の違いをしっかり考えておく必要も実感しました。
 そして、家の中でも日頃からできる災害対策を具体的に映像で分かりやすく知ることができました。次に、実際の消火器の放水でスクリーンの火災を消す体験、震度2〜7の地震を実際の部屋の中で体験し、特に震度7ではパニックになり何もできないことにびっくりしました。いずれ来るかもしれない神奈川県西部地震の想定は、横揺れに縦揺れが加わり、今回の体験の3倍もの揺れが予想されるという解説にさらなる恐怖を抱き、「起きてほしくないなぁ」という声が出ました。
 続く風水害体験では風速30メートルでは息もできない、髪の毛が抜けそうなど必死で下を向き、こらえる姿が失笑を誘いました。
 最後に煙避難体験はデパートの5階で起きた火災を想定し、煙の充満する廊下を迷路のように抜けるなかで、床が滑ったり、実際に炎の熱さを体験しました。3〜4人のグループで協力するうちに、自然と会話も進み和気あいあいとした雰囲気が生まれました。
 帰りのバスの乗車までの20分間は各自で、館内の防災用品コーナー、防災Q&Aコーナー、消防用具発達の歴史コーナーなどを見学し、有意義な時間になりました。隣接する消防学校を訪ねたメンバーも。

 自治会館に帰着後、組長役員の懇親会が開かれました。笠間市長、綱島県議、上田市議、甘利衆議代理を来賓に迎え、日頃の防災に対する意識の向上と自治会の中でいかに協力体制を作るかの重要性についてお話があり、今後の小園自治会の活動がより活性化し、住みよい小園が維持できるよう各区長さんを始めとする参加者の意欲的な挨拶もありました。
有意義な体験とおいしい昼食により多くの組長さんの出席を期待したい研修でした。

リポート 2015/06/25 橋口、西尾、中井



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