平成27年度
 小園自治会行事
●みんなで「安心・安全な小園」を築きましょう●
  小園自治会

見えない活動ですが重要
綾瀬市自治会役員合同研修会
平成27年6月27日(土)

 6月27日(土)梅雨の合間の日差しの中、平成27年度綾瀬市自治会役員合同研修会がオークラフロンティアホテルで開催されました。

 本年度から連合会長に就任した矢部会長は次のようにあいさつされました。
前年度で勇退された先輩並びに同僚の自治会長の皆様のご尽力に心から感謝申し上げます。自治会は地域を住み良く、明るい地域社会にするため、会員相互の親睦を図り、市との 緊密なる連絡調整により、会員の福祉増進を図ることを目的としておりまする。主な事業としては会員相互の親睦を図る事業、各種団体の育成援助∞会員の健康保持のため、環境衛生の向上∞防犯、防災、交通安全、青少年の健全育成、道路の整備、消費生活の向上∞慶弔、福祉の増進≠ネどがあります。今年度より新しく自治会長、区長、各部の部長に就任された皆様、それぞれ今年度の事業計画に沿って活動が活発に推進されておりますが、ご苦労が多いと思います。しかし「お世話になった地域への恩返しこそ自治会活動」であろうと思います。本日は、「防災『も』まちづくり」のすすめ と題して、東京大学 生産技術研究所、加藤孝明准教授にご講演をしていただきます。この講演を地域防災まちづくりの糧とし、無縁社会と言われる地域を、「人と人との対話で結ぶ、絆太い自治会」を目指し、皆が「地域活動が楽しい、この地域にいつまでも住み続けたい」と言われるような活動をしてまいりましょう。

 また、前年度で勇退した見上前会長は「自治会活動は見えない活動ですが重要です。次世代のために地域を盛り上げてもらいたい。退任しても会員です。ぜひ、使い回してもらいたい」とあいさつされました。

 続いて「防災【も】まちづくり≠フすすめ」と題して、東京大学政策技術研究所の加藤孝明准教授の講演が行われました。

講演趣旨
 地域から進める防災まちづくりにはまず、防災の基本として、「人間の本質を理解する」防災だけで進めるまちづくりは疲れてしまい、長続きましない。よって、地域開発や公園整備などに合わせて、防災も取り入れたまちづくりを作ることが大切です。
 自助、共助、公助のあるべき姿を良く理解し、自助を基本とすることが大切です。例えば、災害から身を守るためには家具の固定することが重要ですが、アンケート調査の結果では20%程度の方しかやっていない≠フです。この結果から、日々の生活では防災があまり考えられていないことが解ります。多くの機会を通じて、防災の必要性を理解させることが大切です。行政は地域の防災の機運が高まったら、その後押しをする体制が望ましい。
 防災まちづくりはまず、地域の実態を正しく知り、続いて、地域で取り組むべきことの「全体像」を皆で理解し共有することです。その中からできること≠楽しく始めることです。

リポート 2015/06/27 大和田



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