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●みんなで「安心・安全な小園」を築きましょう● 小園自治会 |
10日から11日にかけて、関東地方と東北地方では記録的な大雨で甚大な被害を受けましたが、小園子ども神輿初日は幸いにも夏を思わせる日差しで、神輿を担ぐ子ども達の額には汗がにじんでおりました。例年通り5区6区に続いて1区を巡行し、おんな神輿で宮入しました。
初日
9月12日正午過ぎ。安全祈願式典の行われる子之社にはたくさんの元気な子ども達が集まりました。式典の後、神輿巡行の先導のお父さんから「普段は子之社で地域の安全を見守ってくれている神様が年に一度、町の様子を見出回る日です。神様は自分の力では子之社を出て町へは行けません。神輿に乗せてもらい、元気な子供たちに担いでもらうことで小園を見ることができるのです」と分かりやすい解説に聞き入っておりました。
子ども達のワッショイ!ワッショイ≠フ元気なかけ声で巡行が始まりました。残暑の中、子供たちの元気なワッショイは小園に活気を与えてくれました。沿道には太鼓の音色やかけ声を聞いて、たくさんの人が家から出て温かい目で見守っていました。
休憩所に用意されていたお握りや唐揚げがアッという間に子ども達のおなかへ、パワー溢れる一場面も見ることができました。小園は俺たちに任せろ≠ニ小さいけど頼もしい雄姿を見たお母さん達の右手には力拳が・・・。神輿が出発すると心地よい疲労感と安堵と充実感が溢れておりました。
1区の休憩所から子之社までは恒例の女神輿です。ここから子之社宮入りまでは担ぎ手が女性に代わります。今年は5区にお住まいのケイトさん(アメリカ出身)も担ぎ手として参加され、汗びっしょりになりながら独特の神輿の掛け声や作法などを楽しんでいる様子でした。また、お囃子の音に誘われて海老名から見に来られている方もいて、「こんなに子供が集まってすごいですね。女神輿は見たことがない。」と感動した様子でした。
無事宮入りを終えたケイトさんの周りには身振り手振りでコミュニケーションを取っているお父さんたちが。言葉は通じなくても笑顔が言葉の代わりになっておりました。小園神輿も国際デビューですね。
準備
午前8時30分からは子之社、自治会などの関係者により例大祭や子ども神輿の準備が行われました。境内の掃除、旗竿を立てる、神輿の手入れ、山車の飾りつけなど多くの方がこれはどこに付けるなど迷いながらも楽しい準備作業が続いておりました。
子ども達のワッショイは元気のカンフル剤です!
リポート 2015/09/12 橋口、大和田