１２月５・６日小園自治会館にて、文化祭が催されました。
　穏やかな日差しを浴びて、道端の柿の木に残る赤い実や足元に咲く菊の花に晩秋の気配を感じながら門をくぐると、玄関先には昔の農機具が展示されており、立ち止って懐かしむ姿も多くみられました。また、会館に入ると香ばしいコーヒーの香りに迎えられました。

　　ホールでは、様々な作品が展示されて、親しい友人のグループがそこここに集まり、力作に見入っています。盆栽、生花、絵手紙、絵画は豊かな自然を題材にしたものが多く、手工芸のちりめん細工や木目込み細工などには昔懐かしい生活用品や季節の行事や祝い事を題材にしたものが多くみられました。中には制作者御本人もいらして、取り組む上での工夫や楽しさを解説される場面に出会い、なるほどと感心することしきり、とても充実した展覧会になっていました。

　やがて、隣のカフェＫＯＺＯＮＯでは、「農機具のお話」という紙芝居が始まりました。
今年初めての企画で、コーヒーやお菓子を囲みあっという間に部屋は満員。講師の高橋さんは、長年綾瀬市の広報まちかど特派員としてたくさんの取材を重ね、また小中学生にも講演をさているとのことで、分かりやすい言葉での説明を聞き、手作りの写真や絵、グラフのパネルを見て綾瀬市の農業の歴史や現状に大変興味を持ちました。
見事な墨跡の数々に圧倒され、素晴らしい構図や鮮やかな色彩の写真などに目を奪われながら「何か自分にも楽しく充実した趣味や手仕事が出来ないものかなぁ」と考えながら帰路につきました。

　より良い地域づくりを進めるため、各人がコミュニケーションを深め、助け合いの気持ちを持ち、住み良い小園を築きましょう。　

リポート　2015/04/12/5・6　西尾　中井

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