平成28年度
 小園自治会行事
みんなで「安心・安全な小園」を築きましょう
 
小園自治会

風通しの良い地域は振込み詐欺も少ない!
綾瀬市自治会役員合同研修会
平成28年6月25日(日)

 平成28年6月25日(土)綾瀬市役所にて、自治会役員合同研修会(防犯指導者養成セミナー)が開催されました。
 講演会の演題は、【地域に求められる防犯活動】で、講師は、法政大学教授の越智 啓太氏でした。

 越智氏は、犯罪心理学の観点から、防犯活動で重要なこと、地域に求められる防犯活動をわかりやすく説明しました。それらは、次のようなことを地域のみんなで考えて防犯意識を共有していくことでした。
1. 防犯活動で一番重要なことは何かを考える。
2. 振り込め詐欺の最新の動向を知る。
3. なぜ振り込め詐欺に引っかかるのかを考える。
4. 詐欺から身を守るためにはどうすればいいのかを考える。
 越智氏は、「多様化してきた振り込め詐欺の現状を把握して、そのメカニズムや詐欺のテクニックを知ること」で犯罪を未然に防ぐことが可能になることやコミュニケーション活動「地域参加型イベント」等が盛んな地域では犯罪が少ないことを様々なケースを例に挙げて説明しました。

 そして、詐欺などにあわないためには近所に相談できる人がいることが大切であり、さらに“私だけは詐欺に引っかからない、大丈夫”だと自分を過信しないことが犯罪をストップさせるためには最も重要なことだとしました。
 講演会に参加して、地域に求められる防犯活動では、パトロールや美化作業などで街の外観を整えて住み心地の良い環境をつくること、多くの人が参加できるイベント等を開いて風通しの良い地域をつくることが求められていると思いました。
 “電話を通して子どもの声を聴き分ける実験”をしたら、ほとんどの人が声を間違えたそうです。息子や孫の“おれ、ぼく、わたし”で相手が誰だかわからない時には、こちらから名前を決して呼ばず、家族しかわからない暗号の言葉で確認することができれば詐欺は失敗するのではと思いました。防犯活動はまず自分・家族から始めて、地域へ広げていくことだと思いました。

自治会員相互の親睦と交流を深め、明るく安全で安心な地域づくりを目指しましょう。



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