12月13日（木）、保健衛生部は健康普及の取り組みとして「健康吹き矢」の体験を小園自治会館で行いました。

　はじめに、「あひるクラブ」の代表で綾瀬市に登録している山下信夫さん・一恵さん（５区在住）から、健康吹き矢の説明がありました。腕や腰を動かすなどの準備体操を行ってから、両腕を上に挙げて腹式呼吸で一気に吐き出す練習から始まりました。

　体験はホール奥に吹き矢の的を立て、そこから6m離れたところから的に向かって矢を放ちます。得点は中心から7点、5点、3点、1点、円に入らなければ0点で、５回１セットで競われます。全国協会では6m、8m、10mの3段階に分かれているそうです。

　参加者は4人ずつ7グループに分かれて体験の競技が始まりました。初めに一礼し、吹筒に矢を入れ、両腕を上に挙げて腹式呼吸をして、吹筒をくわえ、的を定め、溜めた息を腹から一気に吹きだして的に当てます。吹き終えたら一礼して、矢を取りに行き、次の人にバトンタッチします。吹いた矢が中心に当たれば大きな拍手が、外すと「アー」と溜息が聞こえてきました。7点を3本も続けて当てた人もいるなど盛り上がっておりました。あひるクラブの部員が丁寧に教えてくれるので初心者でも十分に楽しむことができました。

　吹き矢は大昔から世界中で行われており、腹式呼吸によって全身の細胞を活性化させ、自律神経の働きを良くすると言われ、誰にでもできる健康法です。参加者からは「気軽に出来て、健康につながるのがうれしい」などの声が聞こえてきました。

自治会員相互の親睦と交流を深め、明るく安全で安心な地域づくりを目指しましょう。

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