平成30年度
 小園自治会
みんなで「安心・安全な小園」を築きましょう
 
小園自治会

災害時の感染予防と食の安全・安心を
災害時の健康管理について
保健衛生部主催
平成31年2月13日(水)


 2月13日(水)、自治会館で保健衛生部主催の綾瀬市出張ミニ講座「災害時の健康管理について」が綾瀬市の専門職員(2名)の指導で行われ、25名の方が参加されました。
 

 前半は保健師の辺見さんによる「災害時に一人ひとりができる感染予防について」のお話です。災害が発生し避難所生活(集団生活)が1週間経過すると、感冒症状を含め呼吸器感染や感染性胃腸炎が流行し始めます。この対策として感染対策や衛生管理を行って行くことが重要になってきます。最大の予防は手洗いとうがい≠ナす。避難所生活では食料とトイレが不可欠です。不衛生なトイレだと感染症発症のリスクが急激に高まりますので徹底した衛生管理が必要です。
 また、家庭で準備している非常持出品に「ビニール袋やラップなどの小物を準備しておくと役に立ちます」と強調されておりました。
手や指などの衛生管理の大切さを実感してもらうため、アルコール消毒液(ウエルパス)による体験学習で前半が終了しました。

 後半は管理栄養士の斎藤さんの「避難場生活で気を付けたい食の安全・安心」についてのお話です。大きな災害で一番先に止まるライフラインは電気で、復旧までに3・4日はかかります。このとき、大事なのは水です。飲む、調理するだけでなく衛生面でも役に立ちますので必ず備蓄しましょう。ときには家族で電気、ガス、水道なしのサバイバル体験をすると、災害時の教訓として大いに役に立ちます。
緊急時の食糧としてアルファ米(水で一時間ほど戻した五目ごはん)とサバの味噌煮(パックづめ)、餅(水で戻したもの)の試食があり、参加者からは「まぁ、これなら美味しいですね」などの声が聞こえてきました。

 質疑応答では阪神・淡路大震災や東日本大震災の体験話などがあり、「家族との連絡が取れなく、とても不安な思いをした。」「この経験に基づいて、各避難所には災害用特設公衆電話(2台)が準備された。」などの会話もあり、有意義な研修会でした。

  この体験研修を災害時に生かしましょう!



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