令和4年度
 小園自治会
みんなで「安心・安全な小園」を築きましょう
  
小園自治会

子ども達のパワーはすごい!
小園子之社子供神輿巡行
令和4年9月17日(土)

 
 小園子之社例大祭に合わせ、子供神輿巡行が3年ぶりに行われました。しかし、台風14号の影響で初日(5区、6区、1区)のみの巡行になりました。


 午前8時30分に小園神輿會や小園自治会、小園子之社の氏子達の皆さんが集合し、境内の掃除を行った後、主殿や神楽殿、神輿の飾り付けなどを行いました。
正午から安全祈願祭が行われ、神輿やお囃子の車両並びに参加者全員の安全を祈願しお祓いを受けました。

 神輿會を代表して橋口副会長は「子ども達が安全に巡行できるように十分気を付けたうえで、地域の安心・安全を祈って下さい。」とあいさつされました。
巡行に当たっては、定期的に神輿の竿や担ぎ手の消毒を行うとともに休憩所では袋入りのお菓子や缶入りの飲物にするなどコロナ対策にも万全な配慮を行っておりました。参加者は出発式から巡行中(5区6区1区)とも200名を超えておりました。

【準備状況】


【出発式】

 出発前、3区にある介護施設(2ヶ所)の皆さんが神輿巡行を楽しみにしていると伝えられて、急遽、2日目の予定でした「SOMPOケア ラヴィーレ綾瀬、愛の家グループホーム 綾瀬小園」を回ることになりました。入居者や職員の方々から神輿を担ぐ子ども達に声援がおくられました。(窓越しに手を振って応援してくれてありがとうございました・・・神輿関係者の声)

【5区巡行】
 さあ、いよいよ本線に戻ります。少しはしょり、神輿を台座に乗せて、子ども達が引っ張って、5区の経路に向かいました。そして、5区の巡行が始まりました。
巡行の先頭は、お囃子です。途切れることのない太鼓の音が、住宅地に響き渡ります。続いて、子ども達が神輿を、揃いの法被を着た神輿會の人に支えてもらって“ワッショイ・ワッショイ”と交代しながら頑張って担いでいました。待ちに待った休憩所では、ペットボトルの飲み物とお菓子をもらってニコニコしていました。
一般道を神輿巡行が通るので、車が脇を通過することもありましたが、交通指導員や交通指導支援の方々が、安全に通過するように誘導してくれたので、無事に巡行が行われました。


【6区巡行】
 台風の影響で、蒸し暑い天候の中、5区から引き継いだ6区では、お囃子に続いて、子ども神輿が、元気よくスタートしました。神輿を担ぐ子ども達が密にならないように、神輿會の人たちが神輿の四隅をサポートしています。交差点に差し掛かると、一度停まって、神輿會リーダーの≪方向転換≫の声に神輿の向きを変えます。子ども達が担ぐ距離は、短めにして、時々、神輿は台車に乗せて巡行しました。神輿巡行の時によくみかける(練り歩く)状態を今回は封印しました。でも、たくさんの子ども達が交代で、神輿を担ぐことができました。
ガンバって担いだ子ども達は、休憩所でお菓子をたくさんもらって大喜びでした。今までの、スタンプラリーは実施されませんでしたが、背中のリュックがお菓子や飲み物でいっぱいになって“もう入らないから、一度家に戻って置いてくる”と言った子もいて、楽しいひと時でした。巡行コース沿いでは、お囃子の太鼓と子ども達の声に大勢の人が出てきて、久しぶりの子ども神輿に声援を送っていました。


【1区巡行】
 晴天、秋晴れとはいかず曇り空の下でしたが、多くの子ども達の笑顔が輝いていました。はやし保存会の太鼓が鳴り響くと、子ども達は元気よく掛け声をかけて巡行に出発しました。
 6区から1区への引継ぎ場所の小園広場では、遠くに聞こえるお囃子の音に、身体をゆすり、はしゃぐ子ども達もいました。
 2か所の休憩所では、お菓子やパンを頬張り、ジュースを飲み、一息入れてまた笑顔。小園神輿會の方々の指示に従い、よく頑張りました。「お疲れさまー」。
最終コースは、子之社までを神輿會男女の方々で、急階段を上り、無事宮入で終了。外は、すでに薄暗くなり始め、境内の灯りが、小園地区秋祭りの慶びと楽しさを照らし出していました。
 来年も、盛大に、ずっと、ず〜と、子ども達の笑顔と伝統が続き、楽しさが繋がって行くことを願っています。ご参加くださいました皆さま、ありがとうございました。
そして、お疲れさまでした。

 神輿巡行は綾瀬市交通指導員、各区から選出された交通整理担当や自治会役員の見事な交通整理により無事故で宮入することができました。裏方の皆さんのご尽力が合ってこその子供神輿巡行ですね。

 ≪小園神輿會の成り立ちと紹介コーナー≫
小園神輿會
 小園の子供神輿は昭和61年に小園の多くの住民の皆さま方からの浄財があり立派な子供神輿が完成し現在に至っております。近年の子供神輿は少子化、核家族化などにより一時参加する子供たちが減少しましたが、10年ほど前にスタンプラリー制を導入。徐々に参加する子供たちが増え、コロナ化以前には200名を超える子供たちが参加するようになり、それに伴いサポートする大人たちも増え、

 この小園子供神輿をさらに良いものにするために、そして後世に伝えるためにはどうしたら良いか?≠ニいうことを真剣に考えるようになり、それまで携わってきた有志たちの熱い気持ちが小園神輿會という形になりました。


【参考】
 神輿會の背景(平成30年度広報紙から)
 平成30年の子供神輿には、鯉口を着たママさんたちが初登場し、気迫と迫力十分の男性神輿指導者とは一味違った魅力を発揮しておりました。先導的な役割を担っていた親父が転勤となり、迫力不足がちょっと気になるとの声に対して「それなら、私たちが」と拳を掲げたのがママ友の面々でした。男性指導者のお子さんはみんな小学校を卒業しており、参加する子どもたちの顔をあまり知らない。私たちの子どもはまだ在校しているので顔のわかる子ども達も多い。子ども達も知った顔の大人がいれば「安心して神輿巡行ができる」との思いから始まったようです。

(関係者の声)
神輿會の登場(デビュー)は、小園の伝統継承のためにも、子ども達にとっても、とても
心強い味方(ヒーロー)になりました。白い法被が清々しくて、カッコ良かったです。

 親睦と交流を深め、明るく安全で安心な地域をつくりましょう!



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