小園地区社協
小園地区社協の行事等を
お知らせするコーナーです。

高齢者の居場所作りに向けて!
平成30年度小園地区社会福祉協議会定期総会
平成30年5月9日(水)


 10年ぶりの若葉寒≠ノなった、5月9日(水)小園自治会館で平成30年度小園地区社会福祉協議会定期総会が開催されました。

 当日の参加者は44名で14名から委任状が提出されており、合計58名(幹事数65名)となり定期総会の要件である「総会は、幹事の3分の2以上の参加により議決可能」の要件を満たしました。

 総会に先立って矢部会長は次の主旨のあいさつを行いました。
今年の2月、発足から10年を迎えることができました。この10年間、役員、幹事の皆さんの協力により順調に活動することができました。平成29年度はお楽しみお茶会やおしゃべりサロン、グラウンドゴルフに加え、民生・児童委員の協力を得て、災害時あんしん袋の配布を通じての安否確認を行ってまいりました。

 今後も各施策へ、更に新しい方々が参加できる工夫をして行きたいと思います。小園地域は綾瀬市で高齢化が3番目となり、高齢者が寂しさを感じないような支援をしてまいります。
イギリスのメイ首相は本年1月に「孤独担当大臣」を設け多くの人々にとって、孤独は現代の生活の悲しい現実です。自分の考えや体験を話し、分かち合う相手のいない人の孤独に対して、行動を起こしていきたい≠ニ語っております。

 我が地域も例外ではありません。ある調査によると孤独の人が増える理由として、次の2点を挙げております。
@ 高齢化によって一人で暮らす時間が長くなった。日本はかつて、3世代同居でしたが、今は核家族になったため、この様な状況を迎えてしまった。
A デジタル化が進み、人と人とが触れ合う機会が減ってしまった。

【OECD:経済協力開発機構】の調査によると「友達や同僚と過ごす時間があまりない」との回答が21ヶ国の中で男性は1位、女性は2位で、日本は最も孤独の国に属しております。人と人の関りが多いほど健康寿命が延びるといわれております。
 健康寿命全国1位(男性1位、女性3位)の山梨県では無尽(むじん)≠ニいう独特なコミュティ−があり、交流を常に深めている、それが健康寿命延伸の一つの証明でしょう。「キョウイク」と「キョウヨウ」が大事だと言われております。用事がなく、行くところがない″w者に居場所を作り住んで良かった≠ニいわれる地域にするのが私たちの目指すべき小園地区社協の活動であります。

 総会は、議長に岡田伸夫様(4区在住)、書記に安部繁様(5区在住)を選出し、次の議題が審議されました。
1 平成29年度事業報告、平成29年度決算報告並びに会計監査報告
2 平成30年度事業計画(案)、平成30年度予算(案)

 審議に当たって、次の質疑応答がありました。
@ A: 災害時あんしん袋の支出経費の内訳を教えてもらいたい。
Q: 災害時あんしん袋は綾瀬市社会福祉協議会から支給されている。
A A: 本年度からお楽しみお茶会に参加できる対象年齢が77歳以上になったのはなぜか。
Q: 高齢化により対象者(75歳以上)が800名を超えており、会場、送迎等を勘案して年齢を2歳引き上げた。

以上の結果、すべての議事が承認されました。(平成30年度事業計画は別紙参照)

 来賓の古塩市長、増田綾瀬市社会福祉協議会会長、綱嶋県議会議員、甘利衆議院議員(町田秘書代行)、及び笠間小園自治会会長からは市社協や市政などの報告とお祝いのあいさつがありました。

 各来賓のあいさつ内容を簡単にまとめると、次のとおりです。
認知症対策のひとつとして地域包括ケアシステムの取り組み「生活支援」を行ってまいります
地域福祉活動計画(平成31年度〜35年度)を策定してまいります。
14地区社協に「ささえあい井戸端会議」を発足してまいります。(小園地区社協 本年3月発足)
善意・奉仕の活動(社協、自治会活動等)を支えるため、市、県、国がそれぞれの立場で活動を支援してまいります
小園自治会はだれもが無理なく、楽しくできる自治会を目指すとともにスリム化を図ってまいります。

住んで良かった小園≠ノ!

 事業計画は「平成30年度小園地区社会福祉協議会事業計画」を参照願います。



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