地域防災


我が家の防災対策できていますか!
綾瀬市防災訓練行われる

 平成15年9月1日(土)綾瀬市主催の防災訓練が土棚小学校で行われました。本年は関東大震災から80年目の年に当たります。災害は忘れたころやって来ると言われております。年に一度は家族で防災会議を行ない。「避難場所の確認」「非常持出品の確認」行ないましょう。防災訓練は午前9時30分開始され、落合地区、上土棚地区の皆さんの避難誘導訓練から始まり、炊き出し訓練、消化・救出訓練や電話・電気・水道・ガスなどのライフライン復旧訓練などが行なわれました。8月に発生した宮城県での地震の記憶が新しかったこともあり、参加者は1200名を数えました。小園自治会からも矢部会長を始め、各区長が参加し「地域防災の必要性を再認識しておりました。小園自治会では11月に自主防災訓練を予定しております。多くの皆さんが参加し、初期消化訓練などを体験し、いざと言う時にあわてずに対応できるよう、訓練しておきましょう。これからも「地域のことは地域で守る」を合い言葉に近所・隣が助け合って、防災に、防犯に努めていきましょう。

知っていますか便利なサービス「災害用伝言ダイヤル」
 地震などの災害発生時は、膨大な数の電話が被災地に集中するため電話がかかりにくくなります。このような状態でも、家族間で安否の確認や避難場所の連絡などをスムーズに行えるのが「災害用伝言ダイヤル」です。局番なしの「171」にかけていただければ、すぐに「災害用伝言ダイヤル」につながり、簡単な方法で伝言の録音や再生を行うことが出来ます。
詳しい「災害伝言ダイヤル」のご説明や、擬似体験は災害用伝言ダイヤルのコーナーでお知らせしております。
災害用伝言ダイヤルURL  
http://www.ntt-east.co.jp/voiceml/

海上自衛隊による救出訓練 建物火災の消化訓練及び救出訓練
無線を利用した臨時公衆電話 仮設住宅とトイレの設置訓練
1回に80人分の炊飯ができる自衛隊の炊飯器 防災頭巾をかぶり訓練に参加した児童

^発災時にはまず命を守る、!
小園自治会防災訓練行われる

 平成14年11月16日(土)子之社境内で小園自治会の防災訓練が行われた。肌寒い日でしたが約130名、参加して熱心に訓練を行いました。市消防本部の橘川課長は「災害が発生したときはまず自分の命を守り、小園地域内の皆さんでお互いに救助に当たってもらいたい、行政やボランティア団体などが救援体制を取るのには約三日間程度を要します。」等の挨拶がありました。その後、小園地区の婦人防火クラブの紹介、市消防署の職員や早園分団の団員から、救急法の訓練や消火器を使った消化訓練のやり方を学びました。救急法では頭を打ち倒れた人の意識が有るか無いか、呼吸をしているかどうかを確認して、意識が無く呼吸をしていない場合はまず気道の確保をする。頭を後方に曲げ、あごを上方に突き出す。そして119番へ電話をする。
 また、消火器訓練では、参加者全員、一人ひとり消火器を手に持って、燃え上がる油を消しました。消火器はあるが実際にはめったに使用したことがないため、真剣な表情で火消しを行っておりました。
 最後に家庭で天ぷらなどの油火災の恐ろしさを体験しました。水をかけると火が一気に燃え広がる事を実感しました。油火災になった時はマヨネーズをそのまま油の中に入れる方法や座布団やタオルを水でぬらして上からかぶせる方法が有効です。
 訓練が終わった後、自治会役員や婦人防火クラブの人々が作った暑い味噌汁とおにぎりを食べて防災訓練を終わりました。


各地区から駆け付け

訓練には130名が参加

体重をかけて15回連続して行う

初期消化訓練

天ぷら油に水は厳禁!

自主防災訓練お疲れ様でした!

「命を守る」防災対策は自ら!

 平成14年1月20日綾瀬市文化会館において「みんなで考える地域の防災」のテーマで(財)市民防災研究所事務局長の岡島醇氏を迎え防災講演会が行われた。参加された自治会や消防関係者約300名は真剣に講演を聞き入っていた。
 災害対策の基本は地震に対抗できる建物をつくることではなく、その力を理解し、予知・予測する事である。阪神神戸大震災クラスの地震に我が家は絶えられるか。絶えられないならその対策を行う必要がある。それを上回る地震により家が倒壊したならば火を出さないなどの予知と予測が重要である。地域防災のためには「地域の特性を知り、課題を把握する」ことである。また、災害が発生した場合を想定して、ます「自分の命を守るには何をする」などのイメージトレーニングからはじめる必要があると力説していた。

@
 発災後3分間
命を守る 就寝時に地震発生したときあなたの寝ている場所は安全か。タンスの転倒対策などが重要です。
家を守る 食事の準備中なら火を消す。
あなたの家は耐震対策を行っているか。
A
 発災後3時間
近隣を守る あなたがもし家具の下敷きになって動けないときすぐに助けてくれる人が近所に居りますか。
常日頃の近所付き合いが大切です。消防や警察はすぐには来てくれません。
安否の確認 いつ、どこにいても家族との連絡が取れますか。
被災地への電話は通じません。逆に被災地から遠方への電話は比較的かかり易い。遠隔地の親類宅を情報の中継基地にするなどの対策も大切です。
B
 発災後3日間
生活を守る
生活を立て直す
現代の各家庭には3日間程度の食料は何らかのカタチであります。トイレ用品や下着等の確保が重要である。

 


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