防 災
皆の合い言葉「地域は地域で守る」

定期的に体験することが大切!
小園自治会防災訓練 【平成15年11月22日】



天ぷら油に水は厳禁!
 小春日和の子之社境内で小園自治会の防災訓練が行われました。各区から約130名が参加して、初期消火と救急法の訓練を行い、終了時に天ぷら火災の恐ろしさを体験致しました。
 「災害は忘れたころやってくる」繰り返し訓練を行い、身を持って覚える事が大切です。綾瀬市に影響を与える地震としては次の地震が予測されております。
 
@東海地震
 A南関東地震
 B神奈川県西部地震
 C神奈川県東部地震
 D神縄・国府津−松田断層帯地震

どの地震も何時、起こってもおかしくない状況です。是非、この機会に自宅では家族で話し合い、避難場所や連絡方法の確認を行ってください。
 今回の初期消火訓練は環境保全を考慮し、水消火器により全員が操作方法を体験致しました。また、救急法では頭を打ち倒れた人の意識が有るか無いか、呼吸をしているかどうかを確認して、意識が無く呼吸をしていない場合はまず気道の確保をする。頭を後方に曲げ、あごを上方に突き出す。そして119番へ電話をする。救急車が到着するまで人工呼吸と心臓マッサージを交互に行う。これをできるか、できないかで被害者の運命を左右することもあります。
 最後に家庭で天ぷらなどの油火災の恐ろしさを体験しました。水をかけると火が一気に燃え広がります。油火災になった時はマヨネーズをそのまま油の中に入れる方法や座布団やタオルを水でぬらして上からかぶせる方法が有効です。
 訓練終了後、自治会役員や婦人防火クラブの人々が作った暑い味噌汁とおにぎりを食べ、帰途につきました。
 自治会では防災用に発電機とチェーンソーを自治会館に連接する防災倉庫に配備しました。倉庫の管理は自治会本部及び各区の区長が管理しております。今後も装備の充実に努めていきます。なお、早園小学校は綾瀬市の防災設備が配備されております。
 
身近な人が被災したとき、助けるのはあなたです。防災訓練は毎年行います。多くの人々がこれを体験し、技を修得して、いざと言う時に備えましょう。

訓練の行われた子之社境内
訓練には130名が参加 発電機とチェーンソー 初期消火訓練
初期消化訓練 体重をかけて15回連続して行う 訓練お疲れ様でした!

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