地域の話題
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日頃の備えが叶える安心・安全
新春出初式
平成20年1月13日


 曇り空の1月13日(日)、平成20年綾瀬市消防“出初式”が、綾瀬市文化会館第1駐車場で開催されました。
 前日は雨でしたが山は雪だったのでしょうか、春日台の向こうの丹沢山系は薄っすらと雪景色した山並みを望むことができました。陽射しがない会場は気温が上がらず、一時間以上いると足先がしびれるほどでした。
 午前9時30花火の合図と共に消防署員や各地区分団員、婦人防火クラブの方々の入場に始まり、開会のことば、市長の式辞、各種表彰、来賓挨拶と続き、第一部が終了した。第二部は幼年消防クラブに続いて綾北中学校マーチングバンド部によるドリル演奏、自衛消防態の演技、消防署の演技が行われ、最後に一斉放水が行われました。寒い中、団員の方々の規律正しい姿勢やキビキビとした動きが寒さを吹き飛ばしておりました。

 

 市長式辞では「昨年、綾瀬には幸いにして、大きな台風の襲来も少なく、地震などの自然災害もなかった。これにより、おだやかな新年を迎えることができました。しかし、能登半島を襲った地震、台風9号による被害と日本列島全体では大きな被害を被った地域もあります。消防署員は何時来るか予測のつかない自然災害に対して、命を守るため新しい技術の導入や取り組み手法の改善を図っております。しかし、限界があるのも現実です。たどり着く所は地域や家庭を守る皆さん、一人ひとりの力が最も重要なのです。消防署員も日ごろから訓練に励んでおります。平成18年6月1日から住宅用火災報知機の設置が義務付けられ、平成23年5月末までには設置しなければなりません。是日、趣旨をご理解を頂き、早期の設置をお願いいたします。災害を未然に防ぐためには、やはり、一人ひとりの取り組みがもっとも重要なことなのです。」と挨拶されました。
 表彰の部(早園分団関連)では神奈川県消防協会高座支部長表彰、功績表彰を比留川富士巳さん(副分団長)が表彰されました。

 演技の部では綾瀬ゆたか幼稚園幼年消防クラブの園児による演技披露があり、次に婦人防火クラブの方々による消防音頭が会場いっぱいに披露されました。続いては「第35回マーチングバンド・バトントワリング全国大会」の中学生・大編成の部で金賞・最優秀賞に輝いた綾北中学校マーチングバンド部によるドリル演奏が披露され、会場狭しとスピードのある大胆な演奏に、会場から大きな拍手が起こりました。
 綾瀬市消防署による演技では狭い路地奥の二階建てから出火したとの想定のもと、消火作業と救出作戦が展開されました。この消火作業で活躍したのが小型消防車「ラビット号」でした。どのような災害や事故に対しても備えていることを訴えておりました。

綾瀬市は毎月13日を「市民防火の日」と定めています。
 また、被害の無い「安全で安心して暮らせるまちづくり」を目指して次のことを宣言しております。
  ・地域に防火思想の普及を図りましょう。
  ・子供や老人を火災が守りましょう
  ・家庭や職場から火災を撲滅しましょう。

リポート  大和田


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