地域の話題
小園地域の話題やこぼれ話を
お知らせするコーナーです。

災害のない安全・安心≠目指して
新春出初式
平成21年1月11日


 冬晴れの1月11日(日)、平成21年綾瀬市消防“出初式”が、綾瀬市文化会館第1駐車場で開催されました。
 春日台の向こうには雪化粧した富士山と丹沢山系の山並みを望むことができ、風もない日なたはコートが要らないほどでした。
 午前9時30花火の合図と共に消防署員や各地区分団員、婦人防火クラブの方々の入場に始まり、開会のことば、市長の式辞、各種表彰、来賓挨拶と続き、第一部が終了した。第二部は綾瀬幼稚園園児によるドリル演奏や婦人防火クラブの消防音頭、自衛消防隊の演技、消防署の演技が行われ、最後に一斉放水が行われました。消防署員の規律正しい姿勢やキビキビとした行動により新しい年をスタート致しました。

 

 市長式辞では「昨年、綾瀬には幸いにして、地震などの大きな災害もなかった。おだやかな新年を迎えることができました。しかし、岩手内陸や中国四川省を襲った地震により大きな被害を被った2008年でもあります。地震国日本はいつ被害を被るかわかりません。消防署では地域密着を重視しつつ、何時起こるか予測のつかない自然災害や多様化した大規模災害から、命を守るため新しい技術の導入や取り組み手法の改善を図っております。しかし、限界があるのも現実です。たどり着く所は地域皆さん、一人ひとりの力に頼らざる得ないのも現実です。また、地域相互が連携する広域化による効率化にも取り組んでおります。平成18年6月1日から住宅用火災報知機の設置が義務付けられ、平成23年5月末までには設置しなければなりません。是日、趣旨をご理解を頂き、早期の設置をお願いいたします。災害を未然に防ぐためには、やはり、一人ひとりの取り組みがもっとも重要です。毎月13日を市民防火の日として防災意識の啓発にも努めてまいります。」と挨拶されました。
 表彰の部(早園分団関連)では綾瀬市長表彰、功績表彰を池田利一さん(部長)、綾瀬市消防団長表彰、勤続表彰(10年)を北村均さん(部長)、神奈川県消防協会高座支部長表彰、功績表彰を藤井孝俊さん(分団長)が表彰されました。
 演技の部では綾瀬幼稚園幼年消防クラブの園児によるバトン演技披露があり、次に婦人防火クラブの方々による消防音頭が会場いっぱいに披露されました。
 綾瀬市消防署による演技では中高層ビルに逃げ遅れた方を救出するとの想定のもと、救出作戦が展開されました。どのような災害や事故に対しても備えていることを訴えておりました。

 綾瀬市は平成6年4月13日に制定した「市民防火の日」を火災予防の普及、啓発と併せて、大地震や集中豪雨などの災害に対する防災意識の向上を図るため、毎月13日を「市民防火・防災の日」として、新たに制定いたしました。
私たちは「災害のない安全で安心して暮らせるまちづくり」を目指して次のことを宣言しております。
  1 家庭、学校、地域、職場に防火、防災意識の普及、啓発を図ります。
  1 子供や高齢者などを火災や災害から守ります。
  1 消火器の設置や食糧、飲料水などの備蓄及び点検を行います。
  1 火の元の点検や災害時の避難場所、家族との連絡方法の確認を行います。

リポート  大和田


まちの課題である「地域防災」と「ごみ」「防犯地域福祉についてのご意見をお待ちしております。


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