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「がじゅまる食堂」オープン!
綾瀬市初の子ども食堂
平成29年9月5日(火)


 7月26日(水)に早園小学校前のたんけんクラブ内に綾瀬市初の子ども食堂「がじゅまる食堂」がオープンしました。
 がじゅまる食堂は、「みんなで一緒にごはんを食べよう!」をモットーに子どもだけでも、家族でも、また、おじいちゃんおばあちゃんもみんなが通える食堂です。

  

 オープン以来、リピーターや新しい人が回を追うごとに増え、9月5日(火)からは趣旨に賛同した小園自治会の協力の元、小園自治会館で営業しています。
 自治会館での初のがじゅまる食堂のメニューは「あんかけチャーハン」「なすとピーマンの煮浸し」「じゃがチーズ」「ごぼうとネギのお味噌汁」「パン」「おにぎり」「クッキー」「フルーツ」でした。
 がじゅまる食堂は13時頃フードバンクから頂く食材を見てその日の献立を決め、2時間程かけて調理し、その後会場準備をして17時にオープンします。

  

 がじゅまる食堂で使用している4台の手作りのベンチは「ATP(綾瀬市の歴代PTAのOBが所属する団体)」のベンチプロジェクト(綾瀬市内の各所で開催されるイベントにATPがジャージャー麺のお店を出店し、その収益でベンチを作るというプロジェクト)で作られたベンチで、ATPからがじゅまる食堂に寄付していただいたものだそうです。ベンチに描かれた絵は、ジャージャー麺を食べに来てくれた子ども達が描いてくれた絵です。お店に来た際は、是非ATPから寄贈されたベンチをご覧ください。

  

 がじゅまる食堂に来ていた子ども達は、家族や友達と食事をした後、ベンチに座ってオセロや将棋やブロックなどをして遊び、その間、保護者の方達はゆっくりおしゃべりをして過ごしていました。
 オープンして1時間程経った18時には席に座れない位のたくさんのお客様で賑わいました。
 がじゅまる食堂に来ていた方にお話を伺うと「こんなに沢山食べてもいいの?」「種類が多くて何を食べようか迷う」「野菜が美味しい!」「子どもが遊ぶスペースがあるので親同士ゆっくり話をすることができる」と大好評でした。
 親子ともに居心地が良くて1時間以上お店にいる方が沢山いました。

 がじゅまる食堂の主催者の小林さんは「現在は子どもを中心に子育て世代の利用が多いですが、様々な世代の方にも来ていただき、世代間交流ができる場を提供したいです。また、綾瀬市内の他の学区にもこの様な子ども食堂ができて欲しいです。」と語ってくださいました。

 また、がじゅまる食堂に食材を提供してくださっているフードバンク事業を行うNPO法人ワンエイドの松本さん、石塚さんにもお話を伺うことができ、「座間や大和には以前から子ども食堂があり、食材提供をしていましたが、綾瀬には子ども食堂がなく、個人のご家庭に食材を提供していました。綾瀬の方から『近隣に子ども食堂はないですか?』とよく聞かれていたので、綾瀬にも子ども食堂ができて良かったです。」とお話してくださいました。

 たんけんクラブ内で営業していた際は1回につき40人くらいの利用者だったとのことでしたが、小園自治会館での初の営業日の9月5日はオープン後、最多の65人を記録しました。

  

 毎週火曜の夜は自治会館のがじゅまる食堂で、美味しいご飯や、ご近所の方々とおしゃべりをして楽しい時間を過ごしてみませんか。

がじゅまる食堂:毎週火曜日※17:00〜19:30(19:00 ラストオーダー) 
場所:小園自治会館

※営業日はHPをご確認ください。
http://gajumarusyokudou.grupo.jp/

がじゅまる食堂をお手伝いしてくださる方を募集しています!
お手伝いしてくださる方はHP( http://gajumarusyokudou.grupo.jp/)のお問い合わせよりご連絡ください。



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