地域の話題
小園地域の話題やこぼれ話を
お知らせするコーナーです。

自助・共助・公助が一体となって防災力の向上を!
平成31年 綾瀬市消防出初式
平成31年1月13日(日)


 1月13日(日)、冬晴れで寒風が吹く中、平成31年綾瀬市消防出初式が綾瀬市オーエンス文化会館第1駐車場で開催されました。
 午前9時30分、花火の合図と共に市長の式辞、各種表彰など式典の部が行われ、演技の部では消防職団の規律正しい姿勢やキビキビとした行動から、鍛錬された防災力を感じさせられました。

 開催に当たって古塩市長は次の内容の式辞がありました。
 綾瀬市は各種災害等から市民の安全・安心を守るため地域に密着した防災活動に取り組んでおります。
昨年を振り返ると、明るい出来事では、2月に平昌オリンピックが開催され13個のメダルを獲得し多くの感動と喜びに包まれました。綾瀬市でも第43回神奈川県消防救助技術指導会において第3位となる功績を収めました。また、第51回神奈川県消防操法大会において中央分団が優良賞を受賞しました。これにより、綾瀬市の消防職団の存在感を示すことができました。
災害状況では台風7号、12号、さらに梅雨前線により西日本を中心に甚大な被害が発生いたしました。また、12月には札幌市内において大規模爆発被害が発生するなど、改めて自然災害、火災の脅威を感じさせられました。
 綾瀬市は幸いにして自然災害を免れましたが、不注意などにより28件(前年33件)の火災が発生しております。本年は火災が1件でも減少するように予防啓発活動等を行ってまいります。救急車の出動は4232件で前年を258件増加しております。全国的に高齢者からの要請が年々増加しております。このような要望に応えるため、4年前から、3市(綾瀬市、座間市、海老名市)による相互応援体制をスタートさせました。このことより到着時間を全国平均より1分ほど短縮することができました。今年も市民の安全確保に向けて、自助・共助・公助が一体となって地域の防災力を向上させていく所存です。

  表彰の部では、綾瀬市消防団長表彰を早園分団の金子浩さん、栗原新太郎さん、佐藤雅彦さんが、優良消防団員表彰を内田太一さん、黒沢裕矢さん、久本儀一さんが受賞されました。神奈川県消防協会高座支部長表彰では、功績表彰を平野憲人さんが受賞されました。

 第二部の《演技》の部では婦人防火クラブによる消防音頭、昨年の操法大会で最優秀賞に輝いた中央分団のポンプ車操法、自衛消防隊屋内消火栓を披露いたしました。
 また、合同演技では綾瀬消防署及び海上自衛隊厚木航空基地隊地上救難班、米海軍日本管区司令部消防隊の合同演技が行われ、普段見ることのない消防車両に、子ども達の目は輝いておりました。最後に恒例の消防団一斉放水で新たな1年がスタートしました。

 小園自治会では毎月5日をいつか来る日≠ニして、黄色いハンカチを掲載する活動を展開しております。綾瀬市は毎月13日を「市民防火の日」と定め、火災予防の啓発を行っております

平成31年も地域の絆を深め、なお一層、地域の安全・安心を図って行きましょう。



HOME