地域の話題
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応急手当の知識・技術を身に着けよう
応急手当講習会
学校法人湘央学園・湘央生命科学専門学校 救急救命学科主催
令和元年9月月18日(水)

 9月18日自治会館に於いて9時30分より、湘央生命科学技術専門学校救命学科の専任教諭の中田先生と、1年生7名の学生たちの指導の下、心肺蘇生法講習会が開催されました。自治会からの出席者は9名でした。始める前に、AEDの経験の有無等についてのアンケート調査を受けました。

講義内容
T AED模擬体験
 学生たちのデモの後、3人3組に分かれて、人体の模型を使って、心肺蘇生とAEDの使用による救命処置の模擬体験をしました。

(模擬体験をした項目にはアンダーラインで示しています)
最初に、倒れた人(障害者)を見つけて、周囲の安全を確認して近づく-----?*1反応(意識)がない---?大声で応援を呼ぶ---?119番通報、AED依頼---?呼吸がない、口を確認して、ただちに胸骨圧迫を開始[強く、深く5cm、速く(100〜200回/分)、絶え間なく]--?*2人工呼吸を行う(胸骨圧迫30回と人工呼吸2回の組み合わせ)---?AED到着後本体を障害者の近くに置く--?AEDの電源を入れる-?*3電極パッドを2枚貼る。

 電極パッドを貼り付けると、自動的に心電図の解析が始まります。AEDは電気ショック要否を解析します。“音声でショックが不要です”の時は、直ちに胸骨圧迫を再開します。
“ショックが必要です”と解析したときは、AEDは自動的に充電します、完了したらショックボタンを押します。電気ショックを行ったら、直ちに胸骨圧迫を再開します。この作業を救急車の到着まで続けます。

 障害者が「普段通りの呼吸」が出現したら心肺蘇生を一時中止し救急車を待ちます。

*1反応の確認:大丈夫ですか、もしもしと大声で呼びかける、肩を優しく叩いて、反応を見る。
*2人工呼吸:気道の確保(片手を額に当て、もう一方の手の人差し指と中指の2本をあご先に当てて、頭を後ろにのけぞらせ、あご先を上げる)をして、額に当てた手の親指と人差し指で障害者の鼻をつまむ。口を大きく開けて障害者の口を覆い、息を約1秒かけて吹き込む。障害者の胸が上がるのを確認する。いったん口を離し、もう1回吹き込む。2回吹き込んで胸が上がらなくても終了して、胸骨圧迫を再開する。
*3電極パッド:胸の右上(鎖骨の下)及び胸の左下側(脇の5〜8cm下)に貼る。

さて、我々の番になって、始めました。声掛けながら、呼吸を確認する前に“119番通報お願いします”、と言い、胸骨圧迫では、抑える方向が正確でない、また力不足のため音が出ない等あちこちから、ため息が聞こえてきました。もっと練習が必要だと思います。
参加者が9名でしたが、もっと参加者が増えたらと感じました。
 

U 気道異物の除去
続いて、口やのどなどに異物(食べ物など)が詰まっている場合や、チョークサインを出している場合の異物の除去について、学生から説明がありました。

1.障害者に反応がある場合
「のどが詰まったの」とたずね次の二つ方法を数回ずつ繰り返し、異物除去を試みる。
咳をすることが可能であれば、できるだけ咳を続けさせる。

(1) 腹部突き上げ法
・障害者を後ろから抱えるように腕をまわす。 
・片手で握りこぶし作り、その親指側を障害者のへそより上で、みぞおちの十分下方に当てる。
・その手をもう一方で包むように握り、すばやく手前上方に向かって圧迫するように付き上げる

(2) 背部叩打法
・背中をたたきやすいように障害者の横に回る。
・障害者が立っている場合や座っている場合や座っている場合は障害者の後ろに回る。
・手の付け根で肩甲骨の間を力強く、何度も連続して叩く。

2.障害者の反応(意識)がない場合
 ・通常の心肺蘇生を行う。

V 質疑応答 等
・通報から、救急車の到着は現在平均8.6分、救命率は20%(AED使用)、10%(AED未使用)
 到着時間は年々増加している。今後、ますますAED使用要求が高まってくるでしょう。
また、AEDの操作出来る人も増やす必要があります。

・AED設置の規則はない、駅、スーパー、コンビニ等に設置されているが、企業ごとのガイドラインがあるようだ。

・日本のAED設置台数は60万台、(一人当たりの台数は世界2位)

・AED(自動体外式除細動器:Automated External Defibrillator)は誰でも使用できる

・1台の価格は、約40万円

中田先生と全員1年生の皆様から、分かり易くAEDの説明をしていただき、ありがとうございました。

   AED利用可能者の輪を広げよう 



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