小園子之社例大祭に合わせ、毎年恒例の子供神輿巡行が９月１５日に行われ５区、６区、１区を巡行しました。

　前日からの雨も昼ごろには小降りになり、大勢の子ども達が子之社の境内に集合しました。
五社神社の宮司による安全祈願祭が行われ、神輿とお囃子の車、山車及び参加者全員の安全を祈願しお祓いを受けました。

　笠間自治会長から参加者に対し「神輿の話と巡行は交通事故、ケガのないように、十分気を付けて楽しんで下さい。」との挨拶がありいよいよ出発です。

　小園はやし保存会のお囃子に続き、小さな子ども達の引く山車が続きます。更に三本締めで景気を付け子供神輿が続きます。５区の町内を巡行し、小園西公園で１回目の休憩です。子ども達はスタンプラリーのスタンプを押してもらい、飲み物やお菓子おにぎり等をもらって思い思いに友達同士でおいしそうに食べていました。町内を巡行する際はお神輿の男性神輿指導員や法被姿のママさんが子ども達の気持ちを盛り上げる掛け声をかけ、子ども達も元気にワッショイ、ワッショイと元気な声でお神輿を担いでいました。また、賽銭箱を担いだ子ども達が「お賽銭をお願いします。」と声をかけると沿道から笑顔の人達がお賽銭を入れてくれました。
休憩の後再び５区の町内を巡行し６区に引き継ぎました。

　１４時に5区から６区へ引き継ぎを行い、賑やかに出発しました。ちょっと雨が落ちてきましたが、元気に太鼓や掛け声を響かせ進みました。お賽銭を手に家の前で家族全員が待っていてくれたり、お神輿が通る所まで来てくれたりして温かい言葉をかけてくれ、子ども達と地域の方々のふれあいの場にもなっていました。
休憩所になっている小園バザールの前に到着すると、子ども達はスタンプを押してもらい、飲み物や梨、お菓子を手におしゃべりに花が咲いていました。また、今年は、人気のコロッケが復活して「おいしい。」と早くも完食していました。
今年は、去年よりも大勢の人たちの参加があり、神輿の行列に活気と勢いがありました。１区に引き継ぐ小園広場に着くころには、すっかり雨がやんでいました。

　一日目のクライマックスは女神輿です。１区最後の休憩所から子之社宮入りまで担ぎ手が女性に代わります。子ども達に付き添っていたお母さんたちの出番です。巡行について回っていたカナダからの留学生（綾瀬高校）のメーガンさんも参加しました。最初は戸惑った様子のメーガンさんでしたが初めての体験を楽しんでいるようでした。「カナダにはこのようなお祭りはありません。神輿は見るのも担ぐのもはじめての体験で大変だったけど楽しかった」と笑顔で話してくれました。子之社境内に続く長い階段を上り終え無事宮入りを果たした担ぎ手のみなさんの顔は達成感で輝いていました。

自治会員相互の親睦と交流を深め、明るく安全で安心な地域づくりを目指しましょう。

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