ご み
燃やせるゴミ50%削減向けて
平成23年までに

あすの子等のためだ!減らそうゴミ


 朝晩、冷え込みを感じるようになりやっと秋だなーと思える時期になりました。10月9日(予備日・翌10日)我々小園自治会の最大のイベント「第30回小園自治会体育祭」は2日続けて雨、雨のため、やむなく中止をせざる得ませんでした。
 今から41年前の10月10日(昭和39年)に東京オリンピックが開催されましたが、開会式の日程を決めるに当たっては最も晴れの確立が高いとの統計により、この日が選ばれたとのことでした。しかし、41年後の平成17年10月10日は雨でした。昨年の10月にも日本海福井地方を襲った台風による水害により多くの犠牲を強いられました。また、今年の夏においても東京杉並区などでは記録的な降水量より大きな被害が、はたまた、太平洋の向こうメキシコ湾でハリケーンが猛威振るっている等など・・・の異常気象を見せつけられております。この40年で地球が随分な様変わりしているなと思わざる得ません。 「暖かくなった地球」の成せる仕業なのでしょうかね。このまま、温暖化を続けていったら、どうなるのでしょうか。
 地球を暖めないために行政を中心にいろいろな対策が取られております。行政だけでなく我々ももっと真剣に考える必要があるのではないでしょうか。我々が身近で今直ぐに取り組める対策のひとつとして「ゴミの減量化」があります。あなたも、私も、誰もがちょっと手をかければできる地球温暖化対策です。将来の子ども達のためみんなで考え、実践しようではありませんか。

 綾瀬市ではこの一環として3年前からゴミの減量作戦を進めております。しかし、目標には程遠いものがあるように思います。ぜひ、市の取り組み状況を理解し、我が家での話し合いを深めて、燃やすごみを減らす工夫をしようではありませんか。 
 市では「あやせ・カワセミ大作戦」として、ごみの減量とリサイクル推進を提案してしております。これを実現するため、平成18年度からごみ収集方法を変更するなどの取り組みが行なわれます。これにより、小園地区は「可燃ごみが火曜日と金曜日に」「資源物・不燃物が水曜日に」「容器プラッチックが木曜日に」変更されます。趣旨を理解し、ごみの減量化を図っていきましょう。なお、詳細については市のホームページ広報誌を参照してください。
  綾瀬市ホームページURL http://www.city.ayase.kanagawa.jp/index.html
 ごみ減量化に向けた説明会が10月8日(土)小園自治会館において説明会が行なわれました。説明内容及び質問等は次のとおりです。

説明趣旨】
  綾瀬市では、平成23年度の家庭系可燃ごみと事業系の焼却処理量「1万500トン」とする目標を定め、ごみの減量化を進めています。「ごみ50パーセント削減」を目指して取り組み始めてから3年が過ぎていますが、昨年度の処理量は2万2000トンと減量効果が現れていません。身近なごみの現状を理解し、ごみのないまちを目指しましょう。
≪カ≫考えて!ごみを減らすこと。
 昨年度の市民一人当たり214キログラムのごみを排出しております。そのうち粗大ごみは、1世帯当たり24.3キログラムで県内自治体の中でも上位の収集量です。皆さんも、ごみを減らす方法をもう一度考えてみてください。
≪ワ≫分けて!資源化リサイクル
 資源ごみは、「15分別」で収集しています。資源回収量は年間5900トンで、横ばいの状況です。可燃ごみから資源物に分けて排出するなど、皆さんも徹底した分別をする必要があります。
≪セ≫世代(次の)に引き継ごう!良い環境
 環境への負荷を少なくする循環型社会の実現、地球環境を保全する後世への取り組みが求められています。
≪ミ≫水を切ってね!生ごみは
 可燃ごみの約半分は生ごみで、その大部分が水分です。生ごみを捨てる前に「ギュッ」と水を絞ることが減量につながります。皆さんが1日に30ccの水切りをすることで990万円の節約になります。
●市の現状と今後の課題
 年間のごみの処理費用は、約14億4800万円で、市民一人当たり1万7600円、ごみ1トン当たりでは4万8600円の負担となっています。
 可燃ごみは、高座清掃施設組合の焼却炉2基で処理されています。このうち1基は老朽化で7年後に使用できなくなり、新設整備には、莫大な建設費用が必要です。また、焼却後の灰は県外で埋め立て処理も行われています。ごみは区域内処理が原則です。このままでは、埋め立てる場所もなくなります。早急にごみの減量化を早急に進めなければなりません。そのためにも、市・市民・事業者が一体となって取り組むことが必要です。


猫が生ごみをあさっている。

試験的に行なわれている黄色いネット

【質問内容】
 ・外国人用のパンフレットの作成と配布をお願いしたい。
   9ヶ国語のパンフレットを作成し郵送している。
 ・雑誌など資源物をほどいて換金できる物だけ選び出し、その後は散らかしたままである。
   家庭から排出された資源物の所有権は市に帰属する規定を設け、持ち去り防止を図ります。
 ・今回の収集変更により粗大ごみの日曜日の受付中止されるのは市民サービスの低下ではないか。
   検討する。
 ・プラスチックの品目拡大は行なわないのか。海老名市では平成17年10月から実施されている。
   配収方法などの面からも検討する。
 ・ごみの有料化を行なう予定はあるのか。
   市民の代表者を含めて検討する。
 ・資源ゴミの日は当番制で立ち会っているが見直しは考えているのか。
   地域の状況合わせて体制のあり方があっても良いのではないか。
 ・カラスや猫対策としてコンテナ製の導入はできないか。
   設置する場所がないなど現状では難しい。
 ・黄色いネットがカラス対策として有効といわれているが配布の予定はあるか。
   現在、試験的に実施している。
 
・ラーメンの汁などを下水に流す場合と生ごみとして出す場合ではどちらが環境の負担になるのか。
  また、費用の面ではどうなのか。
   別途、調査する。
 ・平成23年度以降のごみ収集体制はどのようになるのか。
   広域化「現在の3市体制から4市体制へ」向けて検討している。


以上の内容の質問がありました。検討事項をもとより質問内容については各地区の説明会後、改めて回答されます。

リポート 2005/10/08大和田



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