ご み
燃やせるゴミ50%削減向けて
平成23年までに

マナー違反の撲滅を!
「みんなで考え、行動する」を合言葉に
考えよう、ごみの事bT
こぞのbW2号(2006夏号)

 平成18年4月〜5月の小園地区資源物回収量は前年同月に対して21.8%増加した。綾瀬市全域では13.6%の増加である。小園の皆さんの取り組みの成果ですね。
綾瀬市では平成23年度までに50%削減を目標に掲げました。(平成14年3月策定)。この計画に基づき、本年4月から収集体制を変更しました。資源化によるごみの減量を進めるため、資源物・不燃物の収集回数を2週に1回から毎週に拡充し、可燃ごみを週3回から週2回に変更しました。  また、「可燃ごみの組成分析では、約25パーセントが紙、布、容器包装プラスチックなどの資源です。分別の徹底や生ごみの水分を切ることで、家庭からの排出量は減らせます。」とPRしております。

  

☆ヒアリング調査
 この収集体制の変更に対して、小園の皆さんはどのように受け止めているかについて、各区にヒアリング調査を行いました。
資源ごみの収集回数が倍になったことにより、立会い者の負担が多くなったが1回当たりの量が減少したので2人体制を1人にするなどの工夫を行えば解消できるのではとの意見も聞かれる。その反面、体制に余裕がなく、収集場所を統合せざるを得ない、などの現状も見える。また、高齢化を迎えつつある地域でもあり、立会いは難しく、手当てを払ってでもお願いしたいと言った声も聞こえてくる。
 大部分の収集場所で前日や収集時間終了後に資源ごみ(資源物)が出されている状況でもある。町の景観を損なうとともに収集場所近隣の方々は悪臭などにより、不愉快な思いをされている。また、通り抜けできる道路沿いの収集場所では粗大ごみなどが常時、放置されるなどの状況も報告されている。
今後はこのようなマナー違反への対策がより重要になってくるのではないでしょうか。

 綾瀬市リサイクル協同組合では「ペットボトル100個とトイレットペーパー1個を交換いたします。」と、分別意識の向上に向けた啓蒙活動を行っております。早園小学校の児童の皆さんも同取り組みの趣旨を理解し、取り組みを行っております。綾瀬市のペットボトルは
1ヶ月間に575,000本も排出されます。小中学校の皆さんが中心に回収されている、キャップは72,500個です。(回収率13%) これ以外のキャップは容器包装プラスチックとして回収されているが実際には「小さすぎてプレス加工時にこぼれてしまい、可燃ごみとなっている」のが現状です。キャップはまだまだ回収できます。この活動を支援して、リサイクルの一層の推進と子供達の分別に対する意識づけにも繋げましょう。なお、同協同組合の活動内容については「リサイクルから地域社会活動へ」のコーナーを参照願います。

 

 地域と行政がタイアップし「みんなで考え、行動する」を合言葉に息の長い活動を続けて行きましょう。


リポート2006/08/05 大和田



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